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大都市東京都の最大のアキレス腱((3) 羽田沖

2006-09-04 21:33:06 | 水質浄化:東京湾、船上からの報告
□ 羽田沖の干潟・浅瀬の存在があります。 
 京浜島に作られた東京都の下水処理場と羽田空港の間には、大きな面積で干潟と浅瀬 があります。いまでも。また河口から飛行場の着陸点真下にも広大な干潟・浅瀬が存在しています。
 15年ほど前との違いは、多数のスズガモやシギ、千鳥類、サギやカモメ類などが、殆ど姿を消してしまった事です。
 水面下で、健全な底泥が消えてヘドロ化していると見ています。
大事な餌(ホトトギスガイ)等が消滅して餌がない、餌がなくなり、そして渡り鳥の姿が見えなくなった。

 明らかに、三番瀬と並ぶくらい豊かで、あからさまに言えば下水処理能力の高かった羽田沖が実質的に機能しなくなって、その結果「中ノ瀬」までが駄目になってきた証しではないでしょうか。
 
 統計上からも、羽田沖に大量にいたスズガモも殆ど姿を消し、その多くが三番瀬や盤津などへ移動したとも解析出来そうです。

 その中で、
 現在、新たな羽田空港の拡張工事が始まろうとしています。 
その結果、その経過ではこの地域の干潟や浅瀬の生態系の毀損がさらに長引き、場合によっては、永久に回復出来ない状況に陥る可能性が予想されています。
 さらに、中ノ瀬そのものの大型船のための航路浚渫等の事態も考慮する必要があります

結果として 中ノ瀬、横須賀沖、猿島廻りまでが、東京湾奥と同様な状況に陥り兼ねない事態が迫って いるとも考えられます

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