日本最大の自動車会社である株式会社トヨタが、改めて2015年度を目標にして年間1千万台を販売して、世界一を目指す方針を発表しました。
またか、という感じです。
初回は世界中への年間1千万台販売達成の目標と同時に世界一を目指すと言い出した途端に、市民側から見て、どうも、どこかがおかしいという感じに代わっていったという経過があります。
それは、(株)ダイハツや(株)日野自動車という、系列とされる自動社会社、そして5チャンネルにも及ぶ販売チャネルの並立、しかも民族系とも呼ぶ民間資本で頑張る地域販売会社の存在、そして日本国内での意思決定にこだわった経営陣。
だから江戸幕府体制とのやゆされる経営陣。
挙句に、リーマンショック以降の大混乱の中で、ある面自動車が好きで好きでという社長ではなく、計数管理にたけた対応の経営陣が陣頭に立つ時代を経て、なんと古めかしい”大政奉還”によって、現社長が誕生し、現在に至っています。
基本的な、企業としての体質改善というか再構築というか、それらが果たされつつあるとは、客観的に現状では評価しにくい状況です。
そのなかでの今回の、2015年に年間1千万台販売達成目標と世界一を目指すという宣言です。それを発表しなければならない内部的な課題が山積していると見るほうが妥当だと考えられます。
だから、前回と同様な、トヨタが日本を代表する企業だと確信している一人として、心配になってきてしまいます。
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