何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

行ったり来たり

2014年12月14日 05時00分36秒 | Weblog
昨日は娘のマンションに行ったり来たりを3度。

孫のここ美が、熱を出し病院に連れてゆくので、ひなを預かってと電話が来て休みだった典子さんと衆議院選挙の投票とあわせて出掛けた。
今回の選挙は意味があるのかねー。何百億円掛かるのか知らないけど無駄な気がして仕方ない。消費税を上げることの真を問うという事だろうけど、今の政権を担う党が絶対勝てると言う時期だからやるのであろうね。
消費税を上げて何をしようとしているのか良くわからない、自分事で申し訳ないが、来年から、難病患者の病院に掛かる自己負担金が上がる。だから、難病認定の申請は今年中にやってくださいと保険所で言われている。まだ、足立区に行ってもらって来なければいけない書類があるので申請は終わっていないが今年中に済ませるつもりだ。

上げた消費税分で福祉の充実をはかるものだと思っていたが本当なのだろか。実際、僕のような弱い立場になってしまう人間から、より多くの負担金を取ろうとしている。難病患者の人口は、そうでない人の数に比べたら微々たる物だ、今回の選挙に掛かる費用で充分にまかなえるほどの額だろう。経済を成長させる為には、働けないような弱者をどんどん切り捨ててゆこうとするのが今の政権を担っている党の考えなのだろう。
自分のおかれた立場でしか事実は分からないが、他の立場で苦しい生活を強いられている人達ももっと苦しい立場に追いやられようとしているのかも知れない。

でも、我々国民が前回の選挙で勝たせた政党だから仕方が無いのかな!。僕は、今の政権を担う党の反対政党に表を入れてきました。たかが一票、されど一票。

ひなを連れてアパートに戻って、しばらくしたら又電話。ここ美の熱が39度にも上がってきたので病院に連れて行って欲しいと。あわてて又娘のマンションに走り病院へ。マンションに戻して、アパートに戻り、ひなと夕食を食べて又マンションに送り届け一日が終わった、

行ったり来たりの忙しい一日だった。
もうすぐ朝の6時、まだ暗いが、支度をして散歩にでるか!。

無我夢中

2014年12月12日 20時57分10秒 | Weblog
のめり込んでしまっている。
ただいま、無我夢中。

昼寝をしてしまった。

アリーナでコンサートをしている夢を見た。
車椅子で登場した僕は、沢山のミュージシャンにサポートしてもらってステージに、それぞれのミュージシャンが、かわるがわるに僕の楽曲を演奏し唄ってくれていた。
僕はそこに居るだけの変な夢だった。

アリーナでコンサートか!、やってみたいな。

そして又無我夢中。

早起きは3文の得

2014年12月11日 10時19分19秒 | Weblog
目覚めが少し遅れて7時。雨で散歩は無理かと思っていたが外に出たら西の空には厚い雲が、その雲の切れ間に白い月が見えていた。階段を下りるといつものように渋谷さんと松本さんが珈琲を飲みながら話していた。いつもは「ただいま。」と言って朝の出逢いがあるのだが今朝は、「行ってきます。」と挨拶をして二人に見送られながら散歩に出掛けた。

3日坊主で終わるかと思っていた散歩も習慣になってきた。起きたらすぐに何も考えないで玄関に向かい靴を履いて外に出る。起きたばかりはかなり足がぐらついて上手く歩けないのだが、ふらつきながらも歩き続けているとそのうちバランス感覚がよみがえってきてハの字歩行のみっともない歩き方ではあるが、普通の人と同じスピードで歩けるようになる。ふらふら歩きからバランスが徐々に戻っていくのが散歩の喜びなんだよな!。

今日はコースを南にとった。先日パンを買いに出掛けようとした時出逢った、アパートのタクシー運転手をしている秋山さんに、この地域はパン工場が3っつもあって、どのパン工場でも直営の店を出していて、傷物のパンを安く売っているという情報を教えてもらった。ので、一番近くにある曙パンの工場の視察に出掛ける為に南に向かった。10分ちょっと歩いたところにパン工場はあった。当然のことだが早朝に直営店は開いていなかった、パン工場からはパンの焼けるいいにおいが漂って来ていた。9時半開店を確認して路地をめぐりながら散歩を終えた。

午後からきっと雨だから、典子さんを車で駅まで送った。霧雨が降り始めていた。

散歩の後は頭がさえる、音作りは、散歩の後の冴え渡った頭から次々とアイデアが噴出して、素晴らしいものになっている。

奇跡という事

2014年12月10日 07時03分14秒 | Weblog
今日も夜が明けて来ました。

奇跡は起こすものであって、起こるものではありません。生きながらえることの奇跡ではなく、限られた命をどう生きるかという中で、ありえないと思えるような奇跡を起こす。今の僕に生きながらえたいという未練は微塵もありません、どう生きるかと言う事に葛藤し続けています。

と、昨日フェイスブックのコメントに書きましたが、この世は奇跡の連続で出来ているんですよね。
71億人以上の人がこの地球という奇跡の星に生まれ生きて、それぞれがそれぞれの奇跡を起こして又命を産み出している。日常の何気ないと思っている暮らしが、実は一瞬一瞬の奇跡の積み重ねで成り立っているのだと言う事、朝目覚めた瞬間から始まる奇跡の連続は昨日、一昨日と同じ事の繰り返しのようでも感じる心を研ぎ澄ませれば新しい出会いの連続。そして予測する事の出来ない奇跡がこれからずっと続いて行くのでしょう。

71億以上の人々が起こす奇跡、その全てを感じることは不可能ですが、自分の身の回りに起こる、そして自らが起こす奇跡を感じながら、歯がゆさや悔しさや苦しさや悲しみを乗り越えて生きて行きたいですね。

再度、西の空の満月

2014年12月09日 06時39分38秒 | Weblog
昨日、病院から電話があり、脊髄小脳変性症の難病認定の書類が出来たので取りに来てください、との事。早速取りに出掛けた。

医師の書いた書類を手にすると、分かっている事なのに、原因も治療法も無い事に改めて愕然としてしまった。
死を待つしかない病気。そうなんだよな。

今日も西に向かい。昨日励まされた月に会いました。昨日より少し早くアパートを出たので辺りはまだ暗く、月がくっきりと見えていました。

負けるな忠史。

曙の空に満月

2014年12月08日 06時56分47秒 | Weblog
早朝、西に向かって歩く。白み始めた空には、くっきりと満月が!。

朝の光に負けじとその存在感を示している。

負けるな忠史、まだ生きてるぞ、あきらめるな忠史、歌う場所が無くても、いつでも唄える準備は怠るな。
輝き続けている限り、必ずチャンスは訪れる。

ザっく!ザッく!ザック!。

2014年12月07日 07時41分56秒 | Weblog
早朝散歩でしか聞けない音。落ち葉の積もった、白く霜の降りた遊歩道の土道や公園の土の上を歩くと、ザっく!ザッく!と霜柱の折れる音が足元から聞こえてくる。と同時に、霜柱の折れる感触が足の裏から伝わって来て、大地を踏みしめて今僕は生きている!って、そのザクッと感は何とも言えない幸せ感と共に、心に響いてそして頭を突き抜けてさらに宇宙に拡散して行く。

大袈裟な表現ですね。でも最近の僕はちょっとした出来事でも、敏感に感じて心が共鳴して大きな感動のうねりを起こしてしまう、何でも感動爺さんになってしまいました。

これも、病気のお陰ですね。気持ちがちょっと変わるだけで、幸せを感じられる瞬間を沢山体験することが出来ています。病気でなかった頃の何倍も。

でも、不安な気持ちも同じ倍率で増えています。
良い事ばかりじゃ無いけど、悪い事ばかりでも無い、すべてはバランス。
ザック!ザック!ザック!。

夜明けを待つ

2014年12月06日 06時29分15秒 | Weblog
孫達はまだ眠っている。五時半、真っ暗な早朝散歩。今朝は一段と寒い。こうやって、朝の散歩がいつまで出来るかと思えばこの寒さもいとおしい。
散歩の途中で珈琲を飲みながら夜明けを待っている。
明るくなってきた。朝陽はまだみえないが、そろそろ帰ろう。