何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

奇跡という事

2014年12月10日 07時03分14秒 | Weblog
今日も夜が明けて来ました。

奇跡は起こすものであって、起こるものではありません。生きながらえることの奇跡ではなく、限られた命をどう生きるかという中で、ありえないと思えるような奇跡を起こす。今の僕に生きながらえたいという未練は微塵もありません、どう生きるかと言う事に葛藤し続けています。

と、昨日フェイスブックのコメントに書きましたが、この世は奇跡の連続で出来ているんですよね。
71億人以上の人がこの地球という奇跡の星に生まれ生きて、それぞれがそれぞれの奇跡を起こして又命を産み出している。日常の何気ないと思っている暮らしが、実は一瞬一瞬の奇跡の積み重ねで成り立っているのだと言う事、朝目覚めた瞬間から始まる奇跡の連続は昨日、一昨日と同じ事の繰り返しのようでも感じる心を研ぎ澄ませれば新しい出会いの連続。そして予測する事の出来ない奇跡がこれからずっと続いて行くのでしょう。

71億以上の人々が起こす奇跡、その全てを感じることは不可能ですが、自分の身の回りに起こる、そして自らが起こす奇跡を感じながら、歯がゆさや悔しさや苦しさや悲しみを乗り越えて生きて行きたいですね。