何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

介護保険認定の聞き取り

2015年10月09日 17時50分41秒 | Weblog
二日続けた刈込みの手伝いのおかげか、少し体調がイイ感じ。
体調がイイ感じだと、気持も弱気から攻め気にパワーアップ。
落ち込んだり舞い上がったり、忙しくてすいません。

散歩から帰ってきたら、今日も渋谷さんが居るらしい?
「昨日は大丈夫だった?。」
市民会館では、疲れ切ってずっと眠っていたから、心配してくれてたんだ。
「何時も昼寝している時間で、ほとんど寝てました。」
「それじゃ、今日も9時からね!。」
心配は心配でも、美観部の作業が出来るかどうかが心配だったようだ。
「えー、倒れしまいますよ。」
と、言っても、ただ笑っているだけだった。

三日目、さすが疲れが残っていてバランスがとれない、フラフラよろよろしながらも転ぶことも無く無事お手伝い出来た。
手伝ってるのか邪魔してるのかわからないけど、こんな状態でも美観部員として作業がある時は声をかけてくれる。
誰でも出来る簡単な事だけやらせて貰っているけど
、今のぼくは立っているだけでも大変。
箒で履く時も、しゃがみこんで枝葉を拾う時も、垣根を越える時も、足の全部の筋肉がプルプル震えて思う方向に進めない。
ひたすら転ばないように作業をするだけなのだが、これがいいストレッチになる。
疲れはするが、筋肉がきたえられ体調が良くなる。
おまけに時給800円も、頂けるので月末には、ここ何ヵ月も外食した事がなかったが、典子さんと回転寿司に出掛けられそうだ。
やったー。

てな訳で、1時間の作業を終え、部屋に戻って昼寝。

午後は、介護保険の更新のための聞き取り調査をするために係員がやって来た。
介護保険証を貰う時にも聞かれたが、病気の進行具合が中心だが、多くは認知症に対する質問やが多かった。
この病気、小脳が縮んでいくが、大脳は死ぬまで正常なまま。
寝たきりになって、喋れなくなってもイシキはしっかりしたままだという。
地獄を見るように死ぬのだそうだ。
あー、認知症になりたい。

呂律が回らなくても大声を出して、唄う、唄う、練習しかない。
腹に力が入りづらく、かなり大変だが精一杯やるだけだ。
LIVEまで、後2日。


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