何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

帰る道

2020年08月17日 06時33分00秒 | Weblog
有り難う、は、あいことば。
コメントの返事に良く使わせてもらっている、便利で、あったかい言葉だ。
そして僕の存在を意識してもらってることが、素晴らしい。
そんな感謝の気持ちが、有り難うだ。
病気になるまで分からなかった。
情けない奴だ僕は。

昔の記憶呼び戻して詩を書いている。
過去の事なのに、写真のように鮮やかに甦ってくる。
歳を取ったんだねー。
ボケも入ってきたかなー。



  帰る道

ののしられても へらへら笑い
夕暮れの街 長い影法師
電信柱を素手で殴っては
石ころ蹴飛ばし歩いてた
 誰もがみんな やり直せると
 何時かはきっと 戻せるものと
 明日を夢見る 帰り道
 明日を夢見て 帰る道

涙こらえて 口笛吹いて
破れた心 乾かしながら
笑った振りして歩いてる
悲しさ隠して歩いてる
 誰もがみんな やり直せると
 何時かはきっと 戻せるものと
 明日を夢見る 帰り道
 明日を夢見て 帰る道

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