何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

いらないものなんて存在しない

2019年11月25日 08時03分32秒 | Weblog
真綿で首を絞められるように、ゆっくりと病気は進行して、身体が動かなくなっている。
ブログを書くのも必死だ。
痴呆の気は無い様で意識はしっかりしている。
いっそぼけてくれたほうが楽なのにと思うが、奇跡は信じてる。

またまたミキシングの話だ。
読んでくれている人に、チンプンカンプンの話だが、音オタクになってしまった高橋忠史に付き合ってください。
ギターのバック演奏とヴォーカルの中高域を大幅に削った。
特にギター演奏の部分は。

すると不思議な事に、高域の音がハッキリ聞こえてきた。
曲によっては、ヴォーカルに高域を付け足したほどだ。
極めれば極めるほど耳が肥えて不必要なノイズが聞こえてくる。
ノイズを邪魔な存在とおもわないで、音を構成する一部だと考えれば有効利用できる。

世の中の総てのものは、バランスを保つ為に存在する。
この世にいらないものなんて存在しないさ。

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