何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

佐々木宅で目覚め

2014年11月30日 10時35分13秒 | Weblog
死にぞこないの高橋忠史命懸けライヴ。
胸の痛みが消えたわけじゃないけど、唄い始めたらわすれていた。
智頭に着いた時はふらふらで、回りの人が倒れそうに歩く僕をささえようと常に誰かが側にいてくれた。ライヴの会場はラーメン屋さんの二階、階段を登るのがいつになく大変だった。

自分でも不思議だが、あんなに体調が最悪にわるかったのに、熱もかなりあったはずなのに、ライヴ時間が近づいて来るとともに、症状がやわらいで来る。泳ぎ続けないと死んでしまうサメのように、高橋忠史は唄い続けないと死んでしまうのかも知れない。
ん、と言う事は、唄い続ける限り死なないかも知れない。
それは無いだろうけど、唄える時間をのばす事が出来るかもしれない。みなさん、高橋が一日でも長く唄い続けられるようにライヴ企画よろしくお願いします。

会場の準備はととのっていた。椅子が30席、音響は昔から知り合いの地元の音響業者の酒本さん、素晴らしい機材を持ち込んでくれていた。
音にかんしては、酒本さんがいる限り心配ない、最高の音を作ってくれるに違い無い。
後は、魂のこもった歌が唄えるか、僕しだい。
お客さんは25人、遠く姫路から岡山から来てくれた人もいてちょうどいい人数。
そして命懸けライヴの始まり、自分でも驚くほどのパワー。
ライヴ終了後、姫路でも、岡山でもライヴを企画すると言ってくれたので、大成功。

主催者の佐々木さんの家で目が覚めた。一緒に朝の散歩。智頭は歴史深いいい町だ。
今日は寺コン、楽しみだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿