何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ラッキー

2020年03月03日 05時56分46秒 | Weblog
  おやじのにおい

汗に染み付いた埃のにおい
大嫌いだったおやじのにおい
夜明け前に散歩して
ごみを拾って歩いてた
目の前の汚れが
ただ許せなかった

汗に染み付いた埃のにおい
大嫌いだったおやじのにおい
給料日払いの貸付帳を
踏み倒されても 文句も言わず
家族の為に 埃をかぶって
汗をかいていた

汗に染み付いた埃のにおい
大嫌いだったおやじのにおい
金は無かったし隙間だらけの家だったけど
貧乏だなんて 思った事はなかった
おやじは何にも言わずに 働き続けて
未来を見つめてた

汗に染み付いた埃のにおい
大嫌いだったおやじのにおい

命が何時まで続くのか、教えて欲しいと医師に伝えても教えてくれない。
ただ突然死の可能性が高いと言われるだけ。
難病で生きようとする気持ちをなくした人と多く出会っているせいだろう、気持ちを強く持ってもらいたいという事を僕に伝えようとしているのと、難病でデーター不足で医療の知識を持ちえないのかもしれない。

運動機能が落ちていく中で、死と向き合わなきゃならないのは辛いと思うけど、多くの人には体験出来ない貴重な事だ。
自転車のたび、歩き旅、1000日連続ライブといろんな事にチャレンジしてきたが、最後に難病と言う数少ないチャレンジ材料を得て僕の人生は続きます。
もちろん、唄う為です。
これをラッキーといわなきゃ何と言うんでしょう。

  神頼み

神は宿る 総てのものに
神は宿る 人の世に
みんなが作った おとぎの国に
神様の住む 社を建てて
普段は 忘れているけれど
困った時だけ 神頼み

神はいる 山に川に
神はいる 夜の闇に
豊漁豊作願っては
神様の住む 社を建てて
普段は忘れているけれど
困った時だけ 神頼み

街のはずれの 鎮守の森が
旅の安全 守ってきた
僕は 国を旅した男
社を作った 人の心に
普段は 忘れているけれど
手を合わせては 神頼み

神はいる この世の総てに
神はいる 信じるものに
みんなで作った 不思議の国に
神様の住む 社を建てて
普段は 忘れているけれど
困った時だけ 神頼み


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高橋忠史のライブ紹介

高橋忠史ホームコンサート 自宅アパート
1870004 東京都小平市天神町2-15-2-203
(天神町2丁目アパート(都営住宅)2号棟2階203号室)
(西武新宿線 小平駅 南口下車徒歩10分)
車で来られるかたはアパート内の駐車場、車止めが白いペンキで塗られている所に止めてください。

2020年 3月21日 14時~(午後2時~)
料金 無料
(カンパ おひねり 受け付けます)
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高橋忠史

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1870004
東京都小平市天神町2-15-2-203
  高橋忠史

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電話  090-8849-0907

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