何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

温水洗浄便座

2015年10月24日 17時41分12秒 | Weblog
ついに、ウォシュレット、いや温水洗浄便座がやって来た。
日々、運動機能が落ちていくなかで、一番やっかいな事は大便の後処理だ。
ギターが弾けなくなる前から、手の動きが悪くなり大便の後の拭き取り作業に苦労している。

今のアパートは都営住宅だから、当然だけど温水洗浄便座はついていない。
高齢者向け住宅で、バリアフリー、至る所に手擦りが付いていて病気になってつくづくいい所に入居出来たと喜んでいる。
でも、手が不自由になって来て、トイレの後処理が大変で、温水洗浄便座があこがれのアイテムになった。

ネットで調べたら、14000円ほどで買える事がわかった。
東海道ウォークの後、どうしてローカル列車を乗り継いで帰ったかと言うと、温水洗浄便座を買うための資金を作る為に、特急料金をうかすためだった。
フラフラのヘロヘロになりながらも10時間も掛けて帰って来れたのは、温水洗浄便座を買うという目的があったからだ。

東海道ウォークから帰って、ネットで早速注文。
昨日届いた。
疲れが残っていたので女性でも簡単に設置出来ると書いてあったが昨日はそのままにしておいた。
今日も朝から美観部の作業(ドブさらい)があったが、身体も随分楽になったので、いよいよ温水洗浄便座の設置。
女性でもと書いてあったが、今の僕は手が不自由なので、小学生がやれるていどの事も上手くできない。

それでも、時間は掛かったが、頑張って1時間ほどで設置完了。
これでトイレの後処理がすぐに済む。
時間の節約とトイレットペーパーの節約、ローカル列車の長旅がむくわれた。

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