何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

550日目 歌い続けて1000 日目・勝坂に吼える

2005年09月26日 17時28分01秒 | Weblog
9月26日

 今日は、朝から山に雲が掛かっている。神様達が布団をかぶって眠っているのかもしれない。晴れるのを待ち続けていたが、山に雲は掛かったままだった。

 夕方5時過ぎに、神社に出掛けた。少し離れた清水神社と僕の住処のすぐ上にある八幡神社。手を合わせて、1000日間、大変な事も沢山あったけれど、何とか続けてこられた事に感謝してお祈りしてきた。

 そして、勝坂砦に戻って、ギターを取り出し、八百万(やおよろず)の神々に目を閉じて「勝坂賛歌」を奉納した。目を閉じて唄ったということは、物覚えの悪い僕が、必死になって歌詞を暗記したって事だ。暗記力の無い僕にとって、覚えるのは至難の技だったが、神々に心を込めて唄うのに、歌詞を見て唄っていては失礼だと思ったからだ。
 危なく、歌詞を忘れそうになった瞬間もあったが、何とか最後まで唄いきった。

 神様達は眠り続けていたのだろう、急に空が晴れるというような奇跡は起こらず、山は雲に隠れたままだ。

 1000日間、本当にありがとうございました。僕にとって、八百万(やおよろず)の神々の中には、今日までライブを続けさせてくれたライブ企画者の皆さんも含まれて居ます。僕の、歌声が皆さんの心に届いたでしょうか。
 沢山の人達の協力なくして僕の1000日はありえません。僕はただ歌い続けてきただけ。つないでくれたのは、皆さんの力です。本当にありがとうございました。そして、1000日連続ライブとしては、まだ450日間残っています。

 アバウトなやつですから、これからも皆さんに迷惑を掛け続けるでしょうが、許してやってください。そして協力お願いします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿