何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

10年ぶりのホームコンサート

2015年12月27日 09時19分48秒 | Weblog
東京駅の新幹線乗り場はいつもと比べ、ものすごい人混み。
みんな自分の事で精一杯のようで、杖をついてハの字を書いて歩く僕の事など見てくれていない。
我先にと僕の前を横切っていく人達に目がくらみ何度も倒れそうになった。
新幹線乗り場も沢山の人が並んでいて、駅弁を買えないまま「こだま」に乗り込んだ。
期待していた車内販売もなく浜松についてしまった。
歩くのが不自由だと売店で買い物をするのもままならぬ、くやしいね。

2時に到着、さすがに浜松駅は人混みもなく歩きやすかった。
改札を出ると鈴木さんが中学生になるゆうや君と一緒に迎えに来てくれていた。鈴木さんの車で天竜川の土手を天竜区まで…。
自分の運転で何度も何度も走った道だ。
後部座席に座っている事が不思議だ。

鈴木さん宅に着いてすぐに用意してもらっていた布団に潜りこんで眠らせてもらった。
前回の大昌寺ライヴは体調大不良で3曲しか唄えなかったが、今夜はバッチリ。トーク&アカペラライヴ、しっかり話して、しっかり唄った。
春野からも僕が15年前勝坂に住む段取りをすべてやりのけてくれた平島さんや勝坂に住むようになってから何かと面倒を見てくれた仙田さんも来てくれて、それと鈴木さんの人柄の良さで地元の人も集まってくれて、ホームコンサートなのに20人ものお客さんが部屋にいっぱい。
気持ちのいい10年ぶりの鈴木宅ホームコンサートでした。

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