何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

冬本番‥‥寒‥‥!。

2015年12月19日 20時13分40秒 | Weblog
南向きの部屋には日の出から日の入りまでお日様が暖かい光を届け続けてくれる。
今年の冬は暖かく、まだ一度もストーブを炊いてない。

今朝は違う角度から朝陽に照らされたアパートを撮ってみた。
左から2番目の棟に僕と典子さんは住んでいる。
4階建ての2階、右に3部屋左に3部屋、集合住宅のど真ん中にいるから外気温が影響するのは北側の部屋の窓だけ。
ちなみに、僕の部屋がそこだ。
ちょっと寒いのは僕の部屋だけで、お天気のいい昼間は暑いぐらいだ。
いい環境の住宅に住まわせてもらっている。

アパート各棟は今年最後の大掃除の日。
老人優先のアパートで、部屋は広くてバリアフリー、足腰が衰えても自立し続けるように、適材適所に手すりが付いている。
病状が進んでいる僕が生活できるのも、風呂に一人で入れるのもこのアパートに住んでいるからだ。
ありがたいが、自治活動となると大変だ。
高齢で一人暮らし、障害者や介護を受けている人も多い。
管理会社があるわけではなくアパートの事は自治管理するという条件で入居しているのだが、全員参加の大掃除も出て来れない人が多い。
住み始めて1年半で、クリーンデイや大掃除に出てこれる人は激減している。

個人的行事も含めて、今日は一日アパート行事で過ぎて行った。
散歩、おやじ会議、大掃除、そして夜は棟集会。
棟集会でも自治会の問題が。
役員になる人がいないのだ。
高齢だけが問題じゃない。
問題なのは無関心、無責任。
この国だっていっしょだ、国民のほとんどが、権利は主張するが義務をはたさない、問題が起こっても、まわりの、社会のせいにして対処しないで責任は回避する、‥‥どうしようもないね‥‥。、
倒れるまで頑張るけど倒れる可能性は大きい、それでもよければと来年4月からの役員になる事を承諾した。
2号棟で、僕より健全で、生活保護を受けながら自転車に乗ってパチンコ通いしてる人も居る。
僕がふらつきながらも懸命に刈り込み作業に参加している時、休憩時間にスタスタ歩いてやってきて、ふらついている僕に
「朝っぱらから酒のんでるんか、いい身分だな。」
とぬかしやがった。
その人が掃除をしている姿を見たことが無い。

いい事もあるが、いい事ばかりじゃ無いのも人生か。
嫌な事があっても、嬉しい事だってきっとある。
それが人生さ!。

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