何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

深夜の出会いから数ヵ月

2014年09月30日 18時05分32秒 | Weblog
写真家の内藤さんから電話があった。栃木に帰るつもりだったが東京にもう一泊して、織戀路ライヴに来てくれる。
内藤さんと書いたが僕には内藤君だ。
彼とは、35年の付き合いだ。ずーっと一緒だった訳じゃなく、何十年かにポツリポツリと、でもその出会いは深い。
東北の歩き旅では、宿泊するお金が無く、眠気と寒さで倒れそうになりながら歩いていた夜中過ぎ、突然あらわれて、朝まで一緒に歩いてくれた。

35年前、はじめての自転車ツアーを成功させられたのも、まだ専門学校の学生だったのに、映像グループを創って、自分達で資金を作って90日の旅のほとんどを撮影してくれたからだ。

そんな、彼らの事は、その旅の後出版された単行本『俺の歌を聞いてくれ』に書いた。もう絶版になっているが国会図書館には置かれていて貸し出しも出来るそうだ。

内藤君達との関係を作ってくれたのは、その当時のマネージャーの天本だ。僕の今ある活動の総てを築いてくれた男だ。内藤君と会うと11年前に亡くなった天本が蘇ってくる。内藤君と話す時、そこには何時も天本がいるんだよね。

後もう少しで荻窪。内藤君と一緒に天本がやってくる夜だ。

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