何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

小さなお話、続き。

2020年06月23日 06時29分08秒 | Weblog
ウンチを漏らしながら、ギターを弾いて唄う忠史を想像してごらん、不細工だよね、クソ爺だね。
パソコンの前には座れたけど、ウンチを漏らしてしまった。
みんなかっこ悪いんだよ、だからカッコつけようとするんだ。

この記事、ブログに投稿した気だったのに。
意識が朦朧状態だったんだね、投稿できてなかった。
再度。



小さなお話、続き。
トッちゃんとターちゃん。

  ビートルズとロックン・ロール

ターちゃんはラジオに夢中。
特に、深夜のエッチな話が聞きたくて、毎晩のようにイヤホーンをつけて布団の中で聞いていた。
モノラルな音で、白黒の世界だった。
話の合間に流れてくる音楽が自然に入ってくる。
その当時良く流されていたのは、世界的に流行っていたイギリスの不良グループ、ビートルズの演奏していたのは、アメリカ黒人のチャック・ベリーの作った、「ロックンロール・ミュージック」だった。
まだ小学生だったターちゃんは、英語が分からないのでカタカナで歌詞を書いてラジオで流されるたび唄っていた。

トッちゃんは布団の中で聞く、ターちゃんの昔話が好きだったが、ここの所ターちゃんがすぐ眠ってしまうので、聞けていない。
でもラジオに夢中になっているターちゃんを見てると、一緒に嬉しくなってくる。
ターちゃんの横で寝ている姿をみながらトッちゃんも猫のように眠ってしまうのでした。

ビートルズを毎日聞き、ロックンロールに大きく影響されたターちゃんは、音楽作りにはまって行くのでした。

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