何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

649日目 渡辺宅ホームコンサート

2006年01月13日 09時32分24秒 | Weblog
1月 3日

 朝10時過ぎに起き出してみると、かなりの雪が積もっていた。僕の車は雪の小山のようになって、姿は見えなくなっていた。

 この蘭越あたりでも、12月中に一冬分の雪が降ったという。なべちゃんは年末まで札幌で仕事をしていたので、奥さんの美代ちゃんは、雪かきが毎日の仕事で、朝雪かきをして眠って、昼ご飯の後雪かきをして又昼寝をしてという日々が続いたという。

 北海道の雪景色は、旅人の僕にとって素敵なものだが、住んでいる人にとっては大変な季節なんだ。

 ということで、3時からのホームコンサートは、遠くの人は大雪の為に来られなく、近くの人は雪かきで疲れ果ててライブを聞く気分ではないと、ほんの数人しか来てくれなかった。それでも、なべちゃん達家族に新曲を聞いてもらうことが望みだった僕にとって問題はない。気持ちよく1時間半のライブを終えた。

 毎回の事だが、なべちゃんは、やってくるお客さんのために蕎麦をうっていた。ライブ終了後、少人数でうったばかりの蕎麦を頂いた。ん~ん、美味い。昨年より数段腕が上がっていた。
 なべちゃん、プロの道は近いぞ…と思わせる腰があった。

 正月気分で酒を飲み続けさせてもらった今日だった。

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