何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

唄う事

2020年09月16日 06時38分40秒 | Weblog
5年前だったか6年前だったか年数は定かでないが、この今のアパートに6月の下旬越してきた。
その頃は車も運転していたし、たまに意味なく転んでいたが病気の事は知らなかった。
そして秋になって病気を知った。
治療法の無い難病だと。
今まで考えもしなかった命が愛おしく、朝に散歩するようになった。
散歩する事でアパートの人とも親しくなり、自治会活動にも参加するようになった。
お蔭で、この後、尿が出なくて倒れこんだとき、救急車を呼んで病院に担ぎ込んでくれたのは、自治会のメンバーだった。
もしも付き合いがなかったら、その時点で、部屋で死んでいただろう。

そんなことが何度もあり、みんなの力で、今日まで生き延びてる。
新型コロナウイルスの影響で中断しているライブも、渡辺さんがアカペラでもいいじゃないといってくれて、ホームコンサートを続けている。みんなの力があれば何でもできるし、一人じゃ生きてもいけないと言う事を、痛感している毎日だ。



  唄う事

唄う事が 僕の使命だと
勝手に 思い込んで声を枯らしてる
いばらの道が あるように
僕の前には乱れた言葉が 散らばっている

道をならして 歩いている
後から来る 誰かの為に
誰も来ないさ 妄想なんだ
人は誰も自分の道を 作っている

唄う事が 僕の使命だと
勝手に 思い込んで声を枯らしてる
唄う事が 僕の使命だと
勝手に 決め付けて声を枯らしてる

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