何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

人生これから

2020年07月12日 07時01分53秒 | Weblog
久々に、ミックスダウンした音をしっかり聞いてみた。
まったく違って聞こえた。
ミックスダウンの原点は、音を聞き分ける耳をつくることかも知れない。
ヘッドホーンを頭につける、なかなかうまく付けられない。
腕が震え、何度も何度もチャレンジする。
何度目にか成功して、両耳にセットできる。
エフェクターを最小限にしてみると各楽器の音がよりハッキリ聞こえてきた。
パン(音を左右に振る)の重要性が、今頃わかってきた。
パンはイコライザーと一緒で初歩的なエフェクターだ。
ミックスダウンまだまだ奥が深い。
エフェクターばかり気にしていたが、違った。
原音を大切にしなきゃ。

記憶の底に、死んだ親父が居る。
武骨物だったが、いつも花を咲かせていた。
色んな記憶が甦ってくる。
何時だったか、ゴミ捨て場になっていた土手をコスモスの花畑に変えていた。
親父は、昭和の花さか爺さんだったかもしれない。
死んだおやじからも、いまだに学んでる。
花が咲くと綺麗だが、咲かせるのは忍耐と苦労と継続する力が必要だと。
おやじから戦争の話は聞いた事が無い。
ごみを拾って歩いても、花を咲かせ続けても、他人のためとは一切言わず、自分が不愉快だからと言い張った。
武骨だがカッコいい人だった。

自分の道を、自分で選んで歩いてきた気になっている。
でも教わったんだ、出会った人に、道の選び方を、歩き方を。
ただがむしゃらに突き進むだけの僕に、沢山の事を教えて。
今歩いてる道には、人の思いが詰まってる。
物は2重に見え、手足は動きづらいが、パソコンのキーはまだ打てている。
最後まで、みんなが教えてくれたこの道を歩き続けるんだ。


  人生これから

歩き続ける 選んだ道を
手を振って 迎えてくれる人が居た

進み続ける 選んだ道の
歩き方を 教えてくれる人が居た

 遠くを見つめ 失い続けた
 近くにあった 小さな幸せ
 残りわずかと 諦めてないか
 人生これから 永遠に続く


歩き続ける 選んだ道を
手を振りながら 分かれてゆく人が居た

僕の我が侭で 選んだ道を
何も言わずに 一緒に歩く人が居た

 拾い集めた 花の種
 咲かせて見せよう この場所で
 遠くを見つめ 失い続けた
 近くにあった 小さな幸せ
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