何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

すみれの湯

2012年11月03日 14時47分10秒 | Weblog
10月31日

春野町にもどって、久しぶりに「すみれの湯」に入った。
浜松市になってから入浴料が百円になった。平日の昼間は誰も入りに来ないから、貸し切り状態だ、小さいがサウナもついている。
風呂にゆっくりつかり、何日間かの垢を落とすために三回も身体を洗って、サウナは好きではないのだがせっかくだからと、汗がふきだすまで入った。
そのせいか、湯あたりしたのか、猛烈にだるくなったので、風呂からあがって一時間ほど休憩所で眠ってしまった。

息を吹きかえして、「すみれの湯」のある施設を出ようとしたら、ばったりと「みんなの家」のちゃぼさんに出会った。
春野町に帰ってきたらいつも立ち寄ろうと思いつつ、素通りしてしまっていたので「明日遊びに行きます。」と言って別れた。

夜になって、「みんなの家」を作ったあけみさんからメールがとどいた。

あけみさんは、脳脊髄液減少症という病気と闘っている。そのせいで、自分のつくった、老人介護施設「みんなの家」にも、月に数度しかやってこれない。
脳脊髄液減少症はやっかいな病気だが、治療法もなく、国が病気として認めていないので多くの人が悩み苦しみ生きる希望ももてずに暮らしている。毎年沢山の自殺者も出ているようだ。
苦しい内容のメールだった。僕はただ、明日唄いに行くから待っていて、とだけ返事を送った。

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