【2010/09/20 17:01:52.00, Nikon D90, VR 18-200mm F/3.5-5.6G, 135mm, F/10, 1/400秒, -0.3段, ISO 200】
相変わらず松下幸之助一日一話を毎日つぶやいているが、今日は8月後半のまとめ。写真は9月20日に江ノ島大橋から撮った一枚。
- 道徳は実利に結びつく: 社会全体の道徳意識が高まれば人間関係もよくなり日常活動がうまくいく。自分の仕事に対しても誠心誠意これにあたるという態度が養われれば能率的になり物心両面の実利実益が生まれる。道徳に従って全ての活動を行うことは社会人としての大切な義務。
- 街の品位を高める: 自分の店舗は自分の商売のためのものであると同時に街の一部をなすもの。その店舗のあり方が街の美醜にも大きな影響を与える。自分の店舗をきれいにしていくことは、商売の尊い義務であると同時に商売の繁栄に結びつく。
- 人材を引き抜けば: 優れた人材を他の部門に起用する必要があるというような場合、躊躇せずにこれをやるべし。氏は、それが人材の育成に結びつく場合が少なくないということを体験。なかなか判断が難しいところであるが、最近このことが理解できるようになってきた。
- 自由と秩序と繁栄を: 民主主義のもとにあっては自由と秩序が必ず求められ、しかも両者が日を追って高まっていくところに進歩発展がある。自主的な態度が自由を放恣から守り無秩序を秩序に変える根本的な力になる。今日の一話はけっこう難しいですね。さすが。
- 心を通わす: 一つの成果をお互いに味わって共に喜び合うことができるのは尊い姿である。会社の中でもお互いに心と心を通わしているような状態になっていれば好ましい成果が上がり社会のためにも大衆のためにもなる働きができる。この喜びを毎日のように体験したいものです。
- カンを養う: 指導者は直感的判断のできるカンを養わなくてはいけない。経験を重ね修練を積む過程でカンは養われていくので厳しい自己鍛錬が重要である。この場合カンというのは経験によって蓄積されたプログラムによって適切な判断を瞬時にできる能力ですね。多分。
- 国民を叱る: 首相は国民をまず叱るべしとケネディ大統領を例に主張。国民は国に求めるのではなく国の為に何をなすべきかをまず考えよ。そうしないと日本は良くならないと。前にも書いたが最近の日本は人のせいにしすぎ。マスコミがそれを助長しているような気がする。
- 強い要望があってこそ: 全て良品にしなければならないという強い要望があればあれほど工場における良品生産は促進されることになり、さらに信念に満ちた良い製品が提供される。生産に携わる人はもちろんのこと、販売に当たる人もそこに拘るべし。
- 我執: 相手の言い分をよく聞いて是を是とし非を非としながら話し合いのうちに他と調和して事を進めていくことが民主主義成立の不可欠の条件。個人的我執だけが残って争いが起こり平和を乱すような昨今の情勢を反省して話し合いと調和の精神を持つべし。心せねば。
- なすべきことをなす: 常に信念を持って主体的に生きるためには、やはり静かに、我何をなすべきかを考え、そのなすべきことをひたすらなしていくことが大切である。それが指導者の要諦である。私は「常に信念を持って主体的に生きる」には結構拘っている。よっしゃ!
- 矢面に立つ精神: 人間が大事に際してその難局の矢面に立つということは苦しいだろうが男子の本懐として喜んで対峙すべし。そういう人こそいざという時にうろたえず決断が出来る人であり本当の人物として立っていける人である。これは意識しているができているかな?
- 職責の自覚: 自分の足りないところは他の人に補ってもらわなければならないが、そのためには自分自身が自分の職責を強く自覚し、その職責に対して懸命に打ち込む姿勢が大切。苦戦していても職責を全うするよう頑張っている人は誰かが助けてくれるということでしょうか。
- 力を合わせて: 不況の風が吹き、不景気の波が押し寄せるという状況に世間があるときに一番大切なのは、全員の冷静な判断と力強い協力。不況、困難なときこそ、「和親一致の精神」が一番に求められる。よっしゃ、いただき!
- 会社の実力を知る: 松下幸之助氏は銀行にお金を借りにいって断られたことはないそうだ。無名のとき不況のときもだろうが、それは会社の実力を正しく認識してその範囲で借金をお願いしていたからのようである。自らの会社の実力を正当に認識しそれに応じて事をなすこと。
- 日ごろの訓練: 例えば対人関係において言葉遣いだけでなく心のこもった応対は大切である。しかし、これは口ほどに簡単なことではなく自然に行動に表れるためにはことある度にしつけ、習慣づけておかなければ養われない。最近思うのは何事も意識した訓練、習慣。見習おう!
- 辛抱が感謝になる: いつかは認めてくれるだろうといろいろ辛抱して仕事をした結果、ようやく認めてくれた社会に対して感謝の気持ちを持って、さらに一生懸命働かなくてはならない。これは簡単に聞こえるがけっこう深いですね。
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