Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

深見東州

2010-05-11 | 大本および深見
深見東州(ふかみとうしゅう)で、言霊としては、
腑の神を止め、シュウ得る、という意味になる。

深見は、腑の神=ハトホル=イザナミさまが、多分大嫌いなのである。
大嫌いというか、穢いものでも扱うように
吐き捨てるがごとき解説をする。

諏訪大社下社のご祭神は、
テフヌト=神産霊とその生まれ変わりとされるハトホルだと思うが、
“人食い人種の神”だと言った。

熊野の那智大社も、おそらくハトホルである夫須美大神を祀るが、
邪気が蔓延しているので行かない方がいいと言った。

なんだろう…それが、冷静ではなく感情的な感じがするのだ。
そう。フッた女の悪口を言っているフラれ男みたいな。

だから、天武=深見をフッた額田女王は、
ハトホルの直霊だったのかな、と思う。

だけど、天武は王家復興のパートナーには力不足だったのだろう。
それには大変な手腕が必要だし、
前王朝時代のエジプトから続く文化と正しい神の理解が必要になる。

愛のために使命を棄てろ、というのは男性が言いそうなことだけど、
神々を背負った女性としてはそうも言えないだろうし、
そうした場合は、神々が相応しいパートナーを決めるのである。

***

ともあれ、額田にフラれて額田を穢れと見なし、
ハトホルに重ねて、醜い恨みがましい女性として描いた記紀には、
天武と妻・持統の個人的感情がたっぷりまぶしてあるのだと思う。

………

“ハトホル”は、言霊的には、
天の火(火の性質の霊質)を止め、根底の火を地上にもたらす、の意味で、
臍の腑から立ち上る火の性質の霊質になる。

頭からは、水の性質の霊質が来なくてはならないので、
火は止めるのだと思う。

要するに夫須美大神は腑の守護神であり、腑を澄ませる神だから、
それを千引きの岩で封じてしまえば、
自分の腹の中も見ないで済むかもしれないけど、腹からの胆力も得られない。

精神的な成熟もむずかしくなるし、
本当の覚りは絶対ムリになる。

正神には、なかなか愛されにくくなるし、
正神に使命の実行者として見込まれることはまずないと思う。

***

とにかく、額田ーハトホルを許さなくては、彼に進歩はないと思う。
それに、深見東州の名前も良くない。

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