凪子のひとりごと

日々の出来事を中心に自分の日記として書いています。
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眠れない夜には・・・「論語」

2013-05-22 23:41:34 | 言葉
私は眠れない夜にはいつも枕元に置いてある「論語」の本をぱらぱらっとでも見てみます。
 
そんなに詳しい訳ではありません。
 
高校時代に漢文で習っていた頃は、ただ受験用に訳を覚えるくらいで内容まで深く考えた事など
 
なかったんですけど。
 
人生に迷い考えるようになった時、真っ暗闇の中にいる時にある本と出逢ったのです。
 
ワタミグループ創業者 渡邉美樹氏の著書 「使う!論語」(三笠書房)。
 
とても分かりやすく書かれてあり、自分が興味のある内容の所を見れるようになっていたので
 
すんなりと入っていけたの。
 
 
渡邉さんも心酔する論語でお仕事をされる上でも一番心掛けている一章。
 
私もこの一章が好きです。とっても有名ですね。
 
 
    子貢問うて曰く、一言にして以て終身これを行うべき者ありや。
 
    子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。 (衛霊公第十五)
 
 
    弟子の子貢が「生涯行うべきものを一字で表せるでしょうか。」と質問した。
 
    これに対し、孔子は「それは恕だ。自分がして欲しくない事は、他人にもしない事だ。」と答えた。
 
 
他人を思いやる心の大切さを説いているのですね。
 
論語では「仁・義・礼・智・信」の五徳を身につけなさい、と説いているが、中でも「仁」に重きを
 
置いているそう。
 
私もこの「仁」が大好き。
 
「仁」とは深い愛で相手の立場を思いやり、広い心で受け入れる心。人を思いやる心。
 
日常の人との関わり、恋愛においても、とっても大切な心ではないでしょうか?
 
こんな事は誰でもわかっている事です。
 
でも、ついつい忘れてしまうんですよね。人間って。
 
だから、改めてこうして読むと、またそうだ!その心を忘れちゃいけない。
 
自分は今、人に対して思いやりの心を持って接する事が出来てるだろうか?と自分自身に
 
問いかける事が出来るのです。
 
私は、決して立派な生き方が出来てるわけではありません。
 
この孔子の教えを身につけてるならば、決して婚外恋愛などしないでしょう。
 
好きなんだからしょうがない、では済まされることではありませんが、
 
だから、この教えを忘れてはいけないと思うのです。
 
私は少しでも大好きな人の為に、思いやりを持っていたい・・・