凪子のひとりごと

日々の出来事を中心に自分の日記として書いています。
いつも笑顔で頑張りたいです^ ^

国宝高野山 金剛峯寺展 〜愛媛県美術館

2022-11-28 00:38:00 | 美術館
2022.11.12

西山興隆寺の紅葉を楽しんだ後は松山へ向かいました。


愛媛県美術館
「国宝高野山 金剛峯寺展」

前売り券も早くに買って楽しみにしていたのに息子の結婚式もありなかなか行けずやっと行く事が出来ました。
11月20日までなのでなんとか間に合いました。

お天気良くて松山城も綺麗に見えます



パンフレットより


お大師さま直筆の書が綺麗に残っている事に驚きます。
さすが三筆のお一人ですね。
見事な書でした。

運慶、快慶作の八大童子像
最高にかっこよくてまるで動き出しそう!

滅多に見る事の出来ないものばかりでじっくり鑑賞させていただきました。















金剛峯寺展見てまだ時間もあるのでお遍路へ。
松山の残していた4ヶ寺をまわります。


絵金蔵(えきんぐら)

2021-08-21 19:21:00 | 美術館
2021.8.11

モネの庭からの帰り道、行ってみたかった絵金蔵へ。



入館してまずは2階に上がり15分ほどのビデオを見ました。
これを見てから絵を見ると絵師 金造について、また見所がよくわかって楽しめます。

写真撮影出来るのはこの展示室だけ。




パンフレットの説明によると絵金の芝居絵屏風は闇の中で蝋燭の灯りに照らされてこそ、圧倒的な存在感と異彩を放つと言われているそうです。
確かに赤が特徴的な絵金の絵は暗い所でこそより効果的に見えると思います。
ゆっくりとは見れなかったですが、細部にまで目をやると面白いものがたくさん見えて来ます。
落款がない絵金の絵には隠し落款があったり隠し絵があったりして、それを見つけるのも楽しい。
迫力があり細かいところまで目をやると面白いものが見えて来ます。

菅原伝授手習鑑 寺子屋(すがわらでんじゅてならいかがみ てらこや)


八百屋お七 吉祥寺の場(やおやおしち きっしょうじのば)


蘆屋道満大内鑑 葛の葉子別れ(あしやどうまんおおうちかがみ くずのはこわかれ)


伽羅先代萩 御殿(めいぼくせんだいはぎ ごてん)


鎌倉三代記 三浦別れ(かまくらさんだいき みうらのわかれ)


源平布引滝 松波検校琵琶(げんぺいぬのびきのたき まつなみけんぎょうびわのだん こざくらぜめ)


義経千本桜 鮓屋(よしつねせんぼんざくら すしや)


競伊勢物語 春日野小芳の住家(はでくらべいせものがたり かすがのこよしのすみか)


蝶花形名歌島台 小坂部館(ちょうはながた めいかのしまだい こさかべのやかた)


これらはレプリカですが、蔵の穴から覗いて見える本物が2点あります。
定期的に入れ替えがあるようです。

歌舞伎も好きなのでこういった芝居絵をとても興味深く見る事が出来ました。

絵金祭りというのがあるそうなのでいつか見てみたいと思いました。

絵金蔵の前には弁天座が。
この日はちょうど催し物があり見れなかったのが残念ですが次回また。



絵金の絵、とてもいいですね



凪子🦋



美術館巡り

2021-07-01 04:55:00 | 美術館
2021.6.26

愛媛県美術館で開催されている「ミレーから印象派への流れ」展へ。





モネの睡蓮が見れるので前売りチケットを購入し楽しみにしていました。
やっと松山にも行く事が出来ました。

ジャン=フランソワ・ミレーの「部屋着姿のポーリーヌ・オノ」

写真はチラシより

本当にこちらを見てるかのよう。
指の美しさが印象的。


カミーユ・コロー

写真はチラシより

コローの風景画、すごく好きです。

木の椅子が素敵でそれに座ってゆっくりと絵を見ている時間は至福の瞬間。

モネの睡蓮はやっぱり良かったです
睡蓮が見れるなんて幸せ、って思います。

雨も降らずに良かった〜。
駐車場から見た松山城🏯


松山城にも行きたいなぁ。

ここからセキ美術館へ


オリゴールの素晴らしい音色🎼
いい音で癒されます
これを聴けるだけでも満足。




地下には3つの展示


加山又造「着物」
妖艶な着物を着た女性。いいですね。







今回はこの東郷青児「遥かなる山」を見に。
20年ほど前に新宿のSOMPO美術館で見た東郷青児の作品の美しさに感動。
こちらで一点所蔵されてるのを知って展示を待っていました。
東郷青児さんと言えば宇野千代さんとの恋愛のお話も素敵✨
絵も素敵だけどかっこいいんですよね。


やっぱり素敵〜
なかなかこの絵の前を離れられない。
この色使い、表情。美しい


この2点も好き。





ロダンの彫刻





正面玄関横。
久しぶりにワンピース着てヒールを履いてお出掛け。
たまにはいいものです。



すごく楽しみにしていたのでまた行けて本当に嬉しい。
ゆっくりと鑑賞する事が出来ました。
また秋の展示を楽しみに


凪子🦋









愛媛県歴史文化博物館と八幡浜市美術館

2021-02-26 04:35:00 | 美術館
南予3ヶ寺のお参りを終え今回のお目当ての一つ「明石寺と四国遍路」を見に。

愛媛県歴史文化博物館

ここに来るのは何年ぶりだろう。
なぜここに来たのかは覚えてないけど次男坊がまだ小学生の頃、珍しく家族4人で来たのを覚えている。


テレビでここに綺麗なお花が飾られているのを知っていたので楽しみにしていました。


まずは常設展を見てまわります。






昭和が懐かしい








わ〜い、新居浜の太鼓台だ
牛鬼が動いてるのも前に見た事ある。


お遍路についてのコーナーもあり興味深く見る事が出来ました。

ここを見るだけでもだいぶ時間がかかり少々お疲れ気味。

やっとお目当ての特別展へ。



この金剛力士像最高にカッコ良かったです
金剛力士像(阿形)  写真右
那羅延堅固立像(ならえんけんごりゅうぞう)

金剛力士像(吽形)  写真左
密迹金剛力士立像(みっしゃくこんごうりきしりゅうぞう)

そんなに大きくないんですが、引き締まった身体に鋭い目つき。
しばらく食い入るように眺めておりました。

そして風神雷神像
こちらも鎌倉時代のものだそうです。

他にも貴重な文化財が多数。
普段は絶対に見れないものを間近に見る事が出来ました。
大満足!

これを見たかったので迷わず今回は明石寺へ。
先にこちらを見て明石寺へお参りするとより楽しめたかも知れませんね。



こちらも和紙でこんなに表現出来るんだと思うような作品で楽しめました。

ゆっくり見て回ったら13:30になっていました。

そしてもう一ヶ所行きたかったのは
八幡浜市美術館





睡蓮ではないけどモネの絵が見えるのでどうしても行っておきたかったんです。
ピカソ、ユトリロ、シャガール、藤田嗣治作品も展示されていました。

美術館の開館記念で笠間日動美術館所属の作品が見られたんですね。
なかなか田舎ではいい絵を見られる事も少ないのでこういう機会があれば見ておきたいものです。

どちらもすごく楽しめました







素敵な美術館 セキ美術館

2021-01-26 04:30:00 | 美術館
2021.1.23

ほんとは札所にも寄ろうかなと思ってたのだけど、雨がだいぶ降ってたのでお遍路はやーめた
で、向かったのは

セキ美術館


狭い道を入った閑静な住宅街の中にあります。

初めて訪れる美術館です。

初めて訪れる人にはビデオで館内、作品説明が。
これを見てから作品を見た方がより楽しめると思います。

フラッシュは禁止ですが写真撮影OKだそうですので撮らせていただきました。


このディスクオルゴールまだ動くそうでコインを入れていただくと素晴らしい音色が♪


ディスクが回るのを見ながらとても優雅な時間を。
なんて素敵なの〜

そしてこちらには

上村松園、横山大観の作品が。


2Fに上がるとここにも藤田嗣治が。
「婦人像」


えっ?これは・・・
東山魁夷?
やっぱりそうだ!嬉しい
「静宵」
見れると思っていなかった。

平山郁夫「白毫寺」
やっぱり素晴らしいです。


前田青邨(前田せいそん) 「風神雷神」



加山又造 「凝」
この絵を見た瞬間、大好きになりました。
蝶を見て今にも飛びかかりそうな猫🐈
こういう見た瞬間いいと思える絵に出会えた時の喜びがあるから美術館巡りしたいんですよね。


加山又造 「白い道」


こちらではロダンの作品が




 
カミーユ・クローデルに魅了されてから、カミーユが愛したロダンの作品にも興味が。
とても綺麗な線に魅せられる。

このような説明書きが置いてあるのでより楽しめるようになっています。





こちらではチケットなどを入れれるファイルと一筆箋を購入



私一人だったので貸し切りでこの素晴らしい作品をじっくりと見る事が出来ました。受付の方にもとても丁寧に対応していただき気持ち良く鑑賞。
なんて素敵な美術館なんでしょう。
年に4回展示品を替えるそうですのでまた行きたいと思います。


とても幸せな気持ちになれた時間でした。
また行ける時を楽しみに


凪子🦋








愛媛県美術館で絵画鑑賞

2021-01-24 23:40:00 | 美術館
2021.1.23

雨が降る中
愛媛県美術館へ

1月31日までなので早く行かなきゃ!


モディリアーニの「おさげ髪の少女」が見られる。

シャガールの作品も多数展示されている。

そして私が好きな藤田嗣治作品も。
嬉しい
「立つ裸婦」「夢」「自画像」「二人の祈り」「風景」家族の肖像」「ベルギーの夫人」

藤田作品の特徴である乳白色の肌の色がとても印象的。
白が透き通る様に白くて裸婦がとても綺麗。
特に「夢」が気に行ってしばらく眺めていました。
動物たちが可愛く女性がすごく綺麗

写真はチラシより


私の大好きな東郷青児作品も一点ありました。
「帽子をかむった男(歩く女)」

私の好きな女性像ではありませんでしたが作品を見れて嬉しい。

メインのモディリアーニのおさげ髪の少女は少女の目の色が印象的で可愛らしい。
引き込まれるような感じでしたね。


あまり人もいなかったので好きな絵はゆっくりと細部まで見る事が出来ました。


そしてもう一つのお目当ては




東海道五拾三次が見られるなんて。

日本橋から三条大橋までの当時の景色や人々の様子がやくわかります。
歩いて行かなきゃ見えない風景。

とにかく圧倒されました。
浮世絵の素晴らしさ、色の美しさ。
ずっと見ていると自分も旅しているような感じで江戸時代にタイムスリップしたようでした。

東海道五拾三次の他にも美人画も。
着物の柄など興味があるので粋な着物だなぁとか見ながら楽しめました。

忠臣蔵も良かったなぁ。

そして伊予西条を描いたものも。
石鎚山が描かれています。
えっ?ここまで来たの?って思ったけど、実際にはこちらには来ていなかったそうです。

構図が素晴らしく美しい景色。
写真を撮る時の参考にもなりました。
なかなか思うように撮れませんけどね



こちらでは東山魁夷の絵葉書Bookとグスタフ・クリムトの一筆箋とフェルメールのクリアブックを購入。
ついつい買ってしまいます。


一人で行ったので心ゆくまでゆっくりと見て回ったので思ったよりも時間がかかってしまって駐車場は2時間ほどでお願いしますと言われてたけど軽くオーバーしてしまっていました
時間が経つのも忘れてしまうくらい素敵な時間でした。


凪子🦋