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ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

クジラの謎

2008年07月20日 | 英文法はミステリー
昔から、覚えられなくて苦労しているのに、比較級の
構文がある。

ジャン・マケーレブ氏のネィティブ感覚の英文法に
■日本人の好きな「クジラ」についてという面白い
文章があった。

A whale is no more a fish than a horse is.
(クジラが魚でないのは、馬が魚でなのと同じ。)

という高校の時にクジラの公式として習った文で
あるが、さらに、4つのパターンが覚えられなくて
苦労した。

①Tom has no more than ten dollars.
(トムは、10ドルしか持っていない。)
-->only

②Tom has no less than ten dollars.
(トムは、10ドルも持っている。)
-->as much as


③Tom has not more than ten dollars.
(トムは、せいぜい、10ドルしか持っていない。)
-->at most

④Tom has not less than ten dollars.
(トムは、少なくとも、10ドルは持っている。)
-->at least

もともとは、notが、素直な否定であるのに対して、
noが、強い否定の意味のため、moreや、lessの意味が
逆転してしまうことが原因だという。

しかし、最近ではno=notともごっちゃに使われていて、
ネイティブ・スピーカーでも、英語の先生以外で、見事
に使い分けていないという。

ジャン・マケーレブ氏も、独自にアメリカで調査した
ところ、no=not で同じ意味だという人が圧倒的だった
という。

従って、only,as much as,at most,at leastで使い分けた
方が賢明で、捕鯨に力を入れることはないとのことである。

少しは、すっきりしただろうか?


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