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ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

Rebecca

2008年07月27日 | ミステリーぽい映画
クラシック映画コレクションDVDで、レベッカを見た。

1940年のアカデミー作品賞、撮影賞を受賞した作品だ。
ヒッチ・コックが渡米後の最初の映画でもある。

白黒だが、68年前の作品とは思えない素晴らしい作品だ。

キャスティングでは、ずいぶんもめたらしい。

最終的に当時まだ大スターではなかったジョン・フォンテーン
に決まったが、姉のオリヴィア・デ・ハヴィランド、
ヴィヴィアン・リー、アン・バクスターなども候補にあがった。

共演のオリヴィエは、当時の恋人であるヴィヴィアン・リーを
共演させたかったので、フォンテインにはつらく当たったという。

ヒッチコックはそれを利用して、スタジオにいる全員に対して、
フォンテインに対してつらく当たるように伝えた。

恥ずかしがりで打ち解けられないという演技を引き出したという
から大したものである。

フォンテインは、日本生まれで、お父さんは東京帝大の教授
だったという。清楚で、知的で、ぴったりの女優だ。

姉のオリヴィア・デ・ハヴィランドと共に姉妹でアカデミー主演
女優賞を取っている。

ストーリーは、事故で亡くなったレベッカという名の前妻の代わりに、
豪邸に入った若く、ういういしい若妻の苦労話が前半だ。

しかし、レベッカの死には意外な真相が隠されており、後半には、
一気に謎が解かれていく。

最後のどんでん返しや、結末は必見であるとだけ言っておきたい。

日本でも、このストーリーにもとずいて、ミュージカルが演じられて
おり、今でも色褪せない素晴らしいストーリーだ。

ミステリーファン、映画ファン必見である。


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