ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

標的の原野(ボブ・ラングレー)

2020年06月15日 | 山はミステリー

ボブ・ラングレーは、読んで、外れがない作家の
一人だ。

この作品も、中々、面白かった。

BBCの新会長が誘拐され、提供するフィルムを
無修正で流すことが求められる。

この新会長以外でも、最近、男女4人が誘拐されている。

また、登山用具店を開いて、気ままに山に登っている
元レポーターが指定される。

と、ここで、山が絡んでくる。

この誘拐犯は、お金目的ではなく、誘拐した4人を
山の中に放して、追いかけて殺害する撮影をする
つもりなのだ。

唯一、登山の経験のあるレポーターは、彼らを
救えることができるか。誘拐犯は、何のために、
このような犯行に及んだのか。

とまあ、ネタばれになるが、それでも、この設定は、
中々、興味が惹かれる。

山の中の追跡劇も、ボブ・ラングレーの真骨頂だ。

 

 

 


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