ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

No Such Agencyの謎

2010年05月05日 | 雑記
読み終えたばかりの”THE GOOD GUY"に、N.S.A.という情報機関が、
裏に隠れているようなくだりがあった。

”え!”と思わず、眼を疑った。

というのは、昨年、購入したDIALOGUE VOCABULARY 1800の中で、
”N.S.A.て何?”という質問があり、”No Such Agency"と答えて、
その通りだよというのが記憶に残っていたためだ。

しかし、読み返してみると、NSAは、National Security Agency
の略だが、とても秘密性が強く、冗談で、"No Such Agency"と
答えたのだということがわかった。

ウィキぺディアによると、1952年11月4日に設立され、CIAがおもに
スパイなどの人間を使った諜報活動を担当するのに対し、NSAは
電子機器を使った情報収集活動とその分析、集積、報告を担当する
とある。

設立から1999年まで組織の存在そのものが秘匿されており、下記の
ようなジョークも生まれたらしい。

「Never Say Anything(何も喋るな)」
「No Such Agency(そんな部署はない)」

規模・予算ではCIAの3倍以上で、雇用者数は約3万人いると見られて
おり、今では、下記ウエブサイトも存在する。
http://www.nsa.gov/


なるほど、"THE GOOD GUY"で、電話の盗聴、追跡などが、大きな
組織が殺し屋の陰で動いていたのは、完全にN.S.A.の存在があった
からなのだと気がついた。

下記サイトには、「NSAの職員は、殺人をおかしても国家から免責される。」
とか、JFKやマリリンモンローなども、NSAの手によるものだとも
書かれており、驚いた。
http://elbaal.hp.infoseek.co.jp/nsa.htm


"THE GOOD GUY"は、結構、奥の深いホラーストーリーだったのかも知れない。
冗談ではすまされないNSAである。




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