あの本は読まれているか(ラーラ・プレスコット) 2023年04月16日 | 海外ミステリー(和書) 2019年に著者のデビュー作として刊行され、2020年には、エドガー賞の最優秀新人賞にノミネートされたという。 ドクトル・ジバコを書いたロシア作家パステルナークの人生と、CIAのタイピストながら、スパイとして、このドクトル・ジバコのロシア語版をロシア国内に密に手渡しで広めていった物語を並行して描いている。CIAが公開した文書と創作の部分があるというが、よくもこのような小説を書けるものだと舌をまく . . . 本文を読む