凍(沢木耕太郎) 2017年08月03日 | 山はミステリー 沢木耕太郎の「凍」を読んだ。山岳小説ではトップ10に入る人気の作品だ。 先日読んだ、山野井氏の「垂直の記憶」の一番、壮絶なギャチュンカンにスポットライトを当てたノン・フィクションだが、講談社ノンフィクション大賞も受賞しただけに、面白かった。 「垂直の記憶」が2004年頃、この「凍」が2005年頃と、内容だけでなく、出版したのも同じ時期だ。 「孤高の人」のように、本人が書いた記録集とかなり違う . . . 本文を読む