喜んでもらえるかな・・・一緒に楽しめるかな・・・はじめはそんな不安です。それにフリが間違えずにできるかな・・ とか、そんな気持ちからのぞめばいいのだとアドバイスされ、やらされているのでもない、恩義背がましいのでもない、その人が感じるままに無理のないようにする事が大切だと受け止めています。

カネ(男性)のフラダンスのチームで楽しむフラもあれば、フラを通して触れ合える・・そういう楽しみ方もあるのだとつくづく思っています。 今回は、「赤いレイ」「KE ALOHA」 など数曲とウクレレの伴奏で「大きな栗の樹の下で」を手振りを交えて歌うなどのプログラムでした。
自分の出番は気持ちよく踊れました。のびのびとそして笑顔で。曲の意味だけを考えて、後は何も考えないで・・・・ 本当に気持ちよかったです。 いいもんだな~

最後は、皆さんと握手をしながらお別れです。皆さんの手がやわらかい。やさしく握り返してくれます。子供の頃、お父さん・お母さんの手が大きくて温かかった。おじいちゃん・おばあちゃんの働き者のシワシワな手が大好きだった。 でも、今 握り締めている手は 小さくて柔らかくて壊れそうなほど弱々しかった。 目には一杯涙が浮かんでくるけれど、いっぱいの笑顔で挨拶を交わしました。
「また来て下さいね。」 そう言われて我慢していた涙が零れ落ちてしまいました。
ホームを後にした後、参加した皆でファミレスで簡単な食事をしました。僕はもちろん麦酒。冷えたビールを飲んだ瞬間、また涙が落ちそうになりましたが、ぐっとこらえました。涙もろい僕です。
ホームにいらっしゃる方が書いた絵を一枚写真に収めてきました。

僕の両親が健康で長生きしているのは、僕が心配の種をまいているからか・・・孝行者かな
