機械音痴である。もうひとつおまけに本当に音痴(歌)である。
人は、ひとつや二つ苦手なものがあるが、僕は沢山苦手なものがある。(幸い食べ物で苦手なものは、羊のチーズ以外何もない)。僕の苦手なもののひとつが "配線"だ。部屋には、日本版用リージョンのDVDに、アメリカ製DVD観賞用の為にハワイで買ったプレーヤー。MD・CDにビデオデッキ2台に・・ と一通りのものは揃っているのだが、ひとつも配線をした事がない。すべて人まかせで繋いでもらっている。 トライしようとも思わないし、穴がいくつもあるデッキの後ろ側を見ると、それだけで気を失いそうになってしまうほど苦手。人には理解されないけれど・・・
この前、DVDレコーダーの映りが悪いので、友人に電話して「一年も経ってないのにもう映らないよ・・」と説明すると、友人が一言「プラグがきちんと入っていないんじゃない?」と面倒くさそうに言われた。 言われた所を抜いて入れ直したら、曇った風呂場の鏡がすっきり晴れてくるように、綺麗に写った。「凄いよ~ランチご馳走するよ~」と言ったら、そんな事でいちいちランチご馳走していたら、これから電球一個消える度にご馳走する羽目になるぞ・・と半笑いで呆れられた。
そういう機械音痴な僕が始めて知った言葉がある。それが
『ソニータイマー Sony Timer 』 という言葉だ。
なんでも、SONY製品の品質保証期限が切れた頃に、嘘のように突然壊れてしまう。修理に出すにも保証期限切れている為に有料になってしまう。 へ~そんな事あるの?? と思っていたら、買って丁度一年起つSONYのデジカメが壊れた。信じられない事に、ネジが8個あるうちの7個が突然消えていた。心当たりなし。デジカメを入れている袋にも取れたネジがひとつも落ちていない。。。。 ありえる?? もちろん修理に出さなくてはいけないのだが、こんなに計ったように壊れるなんて信じられなかった。
風邪を引いて、今日、フラのレッスンが終わった後、病院に行ってきた。ドクターがカルテを見ながら、「丁度一年前の今日、風邪で来ていますよ~。カレンダーに印していました?・・・と洒落た事を言われた。
僕の中にも Sony Timer が仕掛けられているのかもしれない。