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映画「クリミナル 2人の記憶を持つ男」@ユナイテッドシネマ豊洲

2017-03-22 23:16:57 | 映画感想
2017/3/11、ユナイテッドシネマ豊洲、5番スクリーン。
D列を選択。

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ケビン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、
ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ。



CIAロンドン支局のエージェントのビル・ポープ(ライアン・レイノルズ)は、
カバンを持ってどこかへ行くが、テロリストに追われる。
ビルはCIAに連絡し指定された場所に向かうが目的地を改ざんされ、敵に捕まる。

CIAのチーフ、ウェルズ(ゲイリー・オールドマン)が送った救出チームが、
ビルを発見したときにはすでに殺された後だった。

ビルは軍のコントロールシステムをハッキングし外部から操作するプログラムを
開発した通称ダッチマンと接触を試みており、敵もダッチマンを追っていた。

CIAのウェルズは「記憶移植」の研究をしているフランクス博士(トミー・リー・ジョーンズ)に
ビルの記憶を誰かに移植するよう強制する。
選ばれたのは死刑囚で人間性が欠落しているジェリコ・スチュアート(ケビン・コスナー)。

記憶の移植はは成功したかに見えたが、ジェリコはビルの記憶を再生できず失敗。
始末するために移送される途中、ジェリコはCIAのエージェントを殺害して逃走。

しかし、突然ビルの記憶がフラッシュバックして混乱に陥り引き寄せられるように
ビルの家に侵入し、美人妻のジル(ガル・ガドット)を拘束、貴金属を盗んで逃げる。

ジェリコはビルの記憶のカバン(現金が山ほど詰まっている)を探そうとし、
ダッチマンを探すテロリストやCIAの闘争に巻き込まれていく。

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ケビン・コスナーが「悪」。
善悪の判断が怪しい人物だが、ライアン・レイノルズの記憶と技量を引き継いでおり、
無意識にフランス語を喋ったり、科学的知識を持っていたりする点は、
ちょっぴり「ボーン・アイデンティティー」

ゲイリー・オールドマンの役回りはあまりにも無能で、いわばぼんくら。
ミスしまくりで二の矢、三の矢も用意せず、あれじゃ国家の安全は守れない。

「記憶の移植」、他人の記憶を再生することで謎を解き明かしていく。
死者(本作)あるいは死にゆく者(「セルフレス」)の記憶を移植したものの、
本人と移植元の記憶がごっちゃになるという展開は、それほど奇抜なアイデアではない。
奇しくも「セルフレス」では、ライアン・レイノルズが移植先になっている。

どうしようもない悪も、根っからの悪ではなく、障害や育ちなどが原因であり、
矯正できるというか、成長できる、というのがテーマなのか。

ガル・ガドットは「ワンダー・ウーマン」元ミス・イスラエルで軍隊の経験もある。
ジョン・ハムと共演した「Mr.&Mrs.スパイ」では、主演のアイラ・フィッシャーと
スタイルと美貌の差を見せつける。

話は変わるが「ワンダー・ウーマン」(8月公開予定)も楽しみ。



原題は、副題なしの「CRIMINAL」だが、「クリミナル」だけでは
類似邦題の映画がいくつかあるため、副題を付けたと思われる。

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