福田首相はいつも他人事

他人事で無責任な福田首相が“日本売り”を加速させる【週刊・上杉隆】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

この記事では、このところの物価上昇と給与水準の低迷を政府が認識していることに安堵、
しかし、だからと言って、経済界に春闘で配慮しろ、というのはお門違いではないか、
と言っている。

そして、そういった政府、あるいは首相の言動を

＞福田首相はいつも他人事で、無責任だ

と結論付けている。

確かにその語り口はいつも他人事。

私もここで何度も書いているが、
熱血型の小泉純一郎首相とのほほんとした福田康夫官房長官のペアは実に適任だった。

静と動。あるいは火と水。
この微妙なバランスで、福田康夫も生きていたのかもしれないし、
小泉純一郎を生かしていたのかもしれない。

しかし、今の政府は、首相だけでなくみんなが他人事に見える。
そして、問題の矛先を別の所へ持っていく、
もっと言えば他人任せ、ひとのせい。

今回の記事は本当に国民の収入を増やすのであれば、
経済界へお願いするのではなく、減税など「政府としてやるべきこと」があるだろう、
という趣旨で書かれている。
それはその通りだとおもう。

例のふるさと納税にしても、
金を一手に握っている政府が地方交付税を減らすから、
その分お前らが地方に払ってやってくれってなもんだ。

政治家がいつも言う、政治は結果責任だって。
自分たちがいくら努力しても結果を伴わなければ駄目。

いや、努力はしているんでしょう。
方向が定まっていないというか、見えないというか、
美しい国も何のことかよくわかんなかったけど、
今はどの方向へ向かっていこうとしているのかすら見えん。