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7月値上げを今発表する意図は何?

2006-05-24 23:09:53 | Weblog
ティッシュ25%値上げ 原油高が日用品に波及 (共同通信) - goo ニュース

それにしても25%とは大きい数字ですな。
卸価格が25%あがったからといって小売価格が同じだけ上がるわけではないし、
安売りが減るだけなのかもしれない。

しかし、ずっとデフレが続いていて、インフレに転じたといっても年率0.5%程度。
定期預金金利ですら、0.08%(最近あがったようだ)
その時代にあって25%とは、あまりにもでかい。

数字が一人歩きすることは間違いない。

一体どういう意図でこの数字を出したのか。

1973年の第1次オイルショックを知っている者にとってはあの悪夢がよみがえる。

商品がなくなるかもしれない、と買いあさる消費者が続出。
ティッシュ、トイレットペーパーに始まり、石鹸までもが棚から消えた。

コンピュータ出力に使うプリンタ用紙も値上がりし買い占められた。
マシン室の倉庫には、いつもの何倍もの用紙が山積にされていた。

普通サイズ(いわゆる15インチ)の用紙は2倍くらいの価格だったかな。
品不足で品質の悪い紙を使わざるを得ず、よくジャムを起こしたものだ。
幅広サイズ(いわゆる17インチ)の用紙は価格が確か10倍くらいになった。
それでも品物がなく、印刷の設計変更をしたところも多いはずだ。

インフレ、買占めが波及して、物価は狂乱状態、狂乱物価といわれた。
それでもその年の物価上昇率は23%。
石油価格に連動しないものもあるとはいえ、よくぞ23%に収まったと思えるくらいだ。
まあ、給料も同じ位かそれ以上上がったから実際には苦しくなかったんだけどね。

オイルショックの前は給料が毎年10%程度上がっていたようだし、
物価も数%上がっていたはずだ。

それでも23%は人々を狂乱させるに十分だったのに、昨今の原油価格の折り、
25%といえば第3次オイルショックの引き金になる可能性だってある。

それでなくてもご存知かどうか。
ボックスティッシュといえば200組(400枚)が通り相場だったのに、
最近は180組、160組のものが結構多い、中には152組なんて中途半端なものも。
同じ価格なら実質1割2割の値上げだ。

それでも、枚数を減らしました、と声高に叫ぶ馬鹿はいないから、
減ったと思わず、箱が薄くなったと思っている人もいるのではないか。

ここで、7月には「25%値上がり」するというニュース。
繰り返すが、小売価格が25%上がるわけではないし、
7月から小売価格が上がるわけでもない。

しかし、インパクトは十分。
もしかしたら、ティッシュの買いだめが起こるかもしれない。

これで、TVで「25%といえば狂乱物価当時のインフレ率より高い」と報道し、
スーパーの特売で「値上がり間近!今のうちに買い置きを」などとやると、
一気に油を注ぐ形になるかもしれない。
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1 コメント

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そろそろ買占め? (KGR)
2006-05-30 21:00:28
今日スーパーへ行ったら、ハウスブランドのトイレットペーパーが売り切れていた。



今日は火曜市で30日。

このスーパーではハウスカードを使うと5%引き。

(どこか判っちゃうね)



ブランド物の高いやつはまだ山盛りだったが、

そろそろ買占めが始まったかな。



ティッシュも種類が減ってた気がする。



毎度いいますが、200組だけはなく、

180組、160組なんかもあるから、

ちゃんと確認しないと高い買い物につきます。

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