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映画「ウルフマン」@109シネマズ木場

2010-04-29 17:25:16 | 映画感想
2010/4/26 109シネマズ木場。



ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス、エミリー・ブラント、
ヒューゴ・ウィービング

***

1891年、イギリス。
舞台俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、
兄のベン・タルボットの婚約者の(エミリー・ブラント)から
兄が何者かに殺されてしまい、何が起こったのか調べてほしいと頼まれる。
(この時点では行方不明だったようで、ローレンスが到着後、死体が発見される)

ローレンスは、父、ジョン・タルボット卿(アンソニー・ホプキンス)とは疎遠だった。

久しぶりにタルボット城(大邸宅)を訪れたローレンス。
失意のグェンに代わり、村の遺体安置所でベンの遺体を確認したが、
それは見るもおぞましい姿になっていた。

最近、村人が惨殺される事件が頻発、ジプシーの飼っている熊の仕業だと噂になっていた。
事件の調査にはロンドンからアバライン警部(ヒューゴ・ウィービング)もやってくる。
警部はかつて精神病院に入院していたこともあるローレンスに疑いの目を向ける。

ローレンスは、死んだジョンが持っていたコインがジプシーの売り物であることを知り、
父の忠告を無視して次の満月の夜、ジプシーのキャンプを訪れる。

そこへ、ジプシーの熊が怪しいと見た村人たちが殴りこんでくる。
その時、何かが村人に襲いかかり、キャンプは大パニックとなって大勢が死ぬ。

ローレンスは銃を持ってその何か=殺人鬼を追うが、待ち伏せされて噛みつかれる。

大けがを負うものの、余りにも早く傷が癒えたため、
村人は逆にローレンスに悪魔憑きの疑いを持つ。

やがて傷が完全に治った次の満月の夜、ローレンスに訪れた悲劇とは。
そしてその悲劇を上回る衝撃の結末とは。

**

1941年の同名映画のリメーク。
変身ぶりは面白いがストーリーには、特に意外性がなく、
正統派の古典的ホラーといった感じ。

音楽の使い方も「出ますよ、出ますよ」と煽るやり方で、ある意味わかりやすい。

心の異変に気付いたベニチオ・デル・トロの苦悩はよく表されていたようだが、
アンソニー・ホプキンスの苦悩はあまり感じられない。

父の息子に対する感情があんなものでいいのか、ちょっと不思議だった。



狼男。

狼はWOLFであり、原題も「Wolfman」であるが、
「Lycanthrope」(ライカンスロープ)という言い方もあるらしい。
エミリー・ブラントが調べる本の中にも記述があった。

ライカン、そう「アンダーワールド」などに出てくる狼男、ライカン族である。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (KLY)
2010-04-29 19:53:33
良くも悪くも古典のリメイクだなと思いました。過激さだけで言ったら今の時代、もっとむちゃくちゃなものがありますが、作品そのものが持っている雰囲気だとか、世界観は流石にオリジナルから引き継がれてしっかりしたものがあったと思います。
変身シーンは今の技術の良さが良く出てましたよね。^^
返信する
KLYさんへ (KGR)
2010-04-29 20:25:16
>良くも悪くも古典のリメイク
そうですね、同感です。

多少設定は変わっているようですが、
今思えば監督のオリジナルに対する敬愛を今の技術で表現したものかもしれません。
ピーター・ジャクソン版の「キングコング」のように。

変身は特に下肢の部分とか、指とかが見事でした。
返信する
Unknown (たお)
2010-11-12 12:53:19
こんにちはー!
古典的ではあるんですが、肝心の狼男自体の葛藤とかはさっぱり描かれてない作品でもありましたねぇ。親父の強烈な個性ばかりが前に出てくるんで、残る印象は親子喧嘩のみだったりも^^;
返信する
たおさんへ (KGR)
2010-11-12 15:11:02
>親父の強烈な個性
>印象は親子喧嘩のみ
あははは、いやいや、
確かにすごい親子喧嘩でした。
返信する

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