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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

メディアの寵児再び。

2008-11-06 15:39:19 | 政治経済
ホリエモン このタイミングに3年ぶりTV(スポーツニッポン) - goo ニュース

このところ、じっくりとTVを見ることが無くなった。

この番組もチャネルを回してして気づき、チラ見した程度だ。
(古い表現、今時回すチャネルなんかついてないし、実際にはリモコン操作)

この番組を見ていて少し気になることがあった。

ホリエモンこと堀江貴文氏のやったことが悪いかどうかとかではなく、
まあ、それも多少は興味があったが、
ホリエモンは別にTVとネットの融合なんか考えていなかったらしい。

ほぼ100%の普及率、ホリエモンは100%のリーチと表現していたが、
毎日とは言わないまでも、ほぼ全国民、
この場合の国民は国籍に関係なく日本に住んでいる人の意味だが、
ほぼ全国民が多かれ少なかれ接する媒体としてのTVを、
ネットへの集客手段として利用したかっただけらしい。

TVに比べるとネットに接する人ははるかに少ないから。

もっと端的に言えば、ライブドアのURLをTVの片隅に、
NHKのアナログ放送で「アナログ」と出ているイメージだろうが、
そうやって出したかっただけらしい。

いくら金を積んでもTV局はOKしないので、
いっそ株主になってしまえ、くらいの気持ちだったようだ。

TVのネット嫌いはすごいね、いまだに感じる。

さて、ホリエモンはともかく、この番組で気になったことのいくつか。
まずは、東国原知事が盛んに言っていたこと。
「TVが作る虚像に乗せられてしまうことがある。」
「TVが作る虚像を演じる自分がいる。」

そして、TVのこちら側では、その虚像を実像としてとらえてしまう。
一旦ついたイメージは、生半可なことでは払拭できない。
これがTVの怖いところ。

さもありなん、と言うことですね。

最近は話題になってる人を見ると、これが実像なのか虚像なのか、
たとえ一面にせよ、真実をあぶりだしているのか、作られたイメージなのか、
とても気になることが多い。
例えば、石井慧、石川遼、高橋尚子、朝青竜、スポーツ系ばっかだな。


もう一つは、政治学者である福岡先生の発言。
姜先生とのやり取りも面白かったが、それはそれとして、
福岡先生が何度も言ったことば。

「額に汗して働くことが大事」
「ものづくりでは日本は世界一」
確かにそうでしょうね。

福岡先生はホリエモンの所業をけなしていたが、
ライブドアのすべてを全否定するのではなく、
金で金を生むビジネスモデルを否定していた。

それはわからないでもない。
確かに他人の金をこねくり回して金儲けすることに抵抗はある。

金が実業へと回っていくことは否定してませんでしたけど、
金が金を産むビジネスモデルはまっとうではないという意見に賛同しても、
まっとうなビジネスのすべてが額に汗するものなのかは疑問。

むしろ、額に汗することが本当に美徳なのかは
考え直さねばならない時期かも知れないのに。
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