合図灯と改札鋏、その２「改札鋏」

合図灯などを盗んでいた鉄道マニアの高校生が捕まったニュースに関連して
かつて小名木川貨物駅で行われた催しで買った合図灯を引っ張り出して
写真を上げてみました。

更にその時同時に買った、切符を切る鋏（はさみ）「改札鋏」と言うらしいですが、
それも探してみました。

何で売っていたのかよくわかりません。

小名木川貨物駅は２０００年に廃止になっています。

それ以前から多分貨物取扱量が減って、合図灯は余っていたと考えても
おかしくないですが、改札鋏は貨物駅では要らないでしょう。
亀戸駅の不用品だったかもしれません。

いずれにしても紙の切符から磁気カード（イオカード）への移行に伴い
有人改札と言うより、入鋏自体が不要になっていくわけです。
その当時すでにＩＯカードが主流だったような気がします。
鋏要らなくなったから売ってんだと思った記憶が・・・

久しぶりに引っ張り出してみました。
こんな格好だったんですね。

後で書きますが、閉じたときに手を挟みそうです（実際挟んだ）

開いたところ。


先の部分。ここが駅によって形が違う。


紙を挟んでみた。


裏返して挟んでみた。


裏返して切るとパンチカスが溜まる。

そう言えば改札のボックスの中には、パンチカスがいっぱい落ちてました。

こういう風に切れます。


切る時に手の肉を挟んだ。
あ、もちろん刃の側じゃないですよ、反対側。

カットの形は駅によって違いますが、そうそう種類があるわけではないので
同じ切り口になるところもあったようです。

昔、山手線の駅では午前と午後でパンチを変えて不正乗車に対抗していた
なんてのは都市伝説か、事実か。

合図灯もそうですけど、改札鋏の値段が幾らだったかはもう全く覚えてません。
これもすぐ飽きてずっと仕舞い込んでたら錆びきってました。
ＣＲＣかなんかでさび落としした記憶はあります。

こいつは元々黒だった気がします。
このほかに銀色の改札鋏も買ったような気がするんですが、
見当たりませんでした。記憶違いかも。