道明寺桜餅を作る（2024/3/8）

子供のころ、桜餅と言えば「道明寺」でした。
というか、関東で言う「桜餅」は、東京に来て初めて見ました。
あれは長命寺桜餅。
皮は小麦粉のものと米粉のもの、両方を混ぜたものがあるそうです。

道明寺桜餅は「道明寺粉」を使用します。
道明寺粉は「粉」とは言いつつも、もち米を粗挽きと言うか、軽く砕いたもので、
「小米」「くず米」のようなものです。

いずれも食紅でピンクに着色したものが一般的で、塩漬けの桜葉で包まれています。
あの、独特の香りは桜の葉に含まれる「クマリン」の匂い。

一般的には大島桜の葉が使われますが、バルコニーの桜（多分アメリカン・チェりー）で、
作れないかなと思っています。

前々から「道明寺粉」が欲しいと思っていましたが、娘が「桜餅」のセットをくれました。
必要なものが計量されて入っており、裏面の作り方の通りに作ればいいものです。

粉は１３０ｇ、砂糖は１３ｇ。


水２００ｃｃを加えてよく混ぜ、６００Ｗ５分のレンチン（うちは５００Ｗなので６分）


砂糖は甘味づけではなく、保水のためだと思うので、トレハロースでも行けるかもしれません。
出来上がりは３１０ｇほどでした。

これを３０～３１ｇごとに分け、こしあん２０ｇを包んで成形します。


あらかじめ別に塩抜きしておいた桜葉で包んで出来上がり。


桜葉が少し余分に入っていたのは想定外ですが、１０個作りました。
写真はその一部。