朝から父と諍い。
頭がまともに働かなくなっている人なんだから、まともに相手しても仕方がないと思うのだが、要求だけは人並み以上。
今週1週間のストレスもあって、爆発しそうであった。
ストレッチ教室しか、自分の時間なんて取れていないもの。そのストレッチ教室だって、のんびりできるわけでもない。
とりあえず、このまま父の顔を見ていると気がおかしくなりそうだったので、出ようと。
外の空気が吸いたい。
というか、顔を見ていたくない(笑)。
小ぶりの日本庭園が割合と近くにあると知っていたが、いまだ行ったことがなかった。
そこへプラプラと行ってみた。
ほんとうに、小ぶりの庭園。
ものの10分もしないで一周できてしまうくらい(笑)。
でも、これぐらいが楽と言えば楽ね。
お茶室があって、お抹茶が飲めるようになっていた。
TOPの写真が出されたお菓子。「冬晴れ」というのだそうだ。
申年の焼印が押してあって、かわいいね。
お茶もお上手に点ててあって、決して高いお抹茶ではないだろうけれど腕のいい方なんだなぁと。
土曜というのに、案外ここはひっそりとしていて。穴場だな。
庭を眺めながらのんびりお茶が飲めるし。
小さな竹生島だろうかねぇ(笑)。
何羽かの鴨と錦鯉がいる。水はとても綺麗に管理してあって、少しも汚れていない。
どうやって循環させているんだろうかね。
くるりと歩いてみたが、これと言ってめぼしい草木はないのだが。冬だし。
椿が日に映えて、とても美しかった。
木漏れ日が好き。
小さな川もあって、ちょろちょろと流れている。
ちょうど岩の隙間にアジアンタムかな?が生えていた。
さらさらと清水が流れていく。
庭師さんたちが丁度松の手入れをしていて、脚立で色々刈り込んだりしている。
いいねぇ、のんびり。
一周めぐって、茶室でお茶をいただいて。
それから、また一周。
ほんの小一時間だけれど、とても幸せな気持ちになれた。
この静寂。
よき冬晴れのひととき。