Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

冬晴れ

2016-01-09 | Weblog

朝から父と諍い。
頭がまともに働かなくなっている人なんだから、まともに相手しても仕方がないと思うのだが、要求だけは人並み以上。

今週1週間のストレスもあって、爆発しそうであった。
ストレッチ教室しか、自分の時間なんて取れていないもの。そのストレッチ教室だって、のんびりできるわけでもない。

とりあえず、このまま父の顔を見ていると気がおかしくなりそうだったので、出ようと。
外の空気が吸いたい。
というか、顔を見ていたくない(笑)。

小ぶりの日本庭園が割合と近くにあると知っていたが、いまだ行ったことがなかった。
そこへプラプラと行ってみた。

ほんとうに、小ぶりの庭園。
ものの10分もしないで一周できてしまうくらい(笑)。
でも、これぐらいが楽と言えば楽ね。

お茶室があって、お抹茶が飲めるようになっていた。

TOPの写真が出されたお菓子。「冬晴れ」というのだそうだ。
申年の焼印が押してあって、かわいいね。
お茶もお上手に点ててあって、決して高いお抹茶ではないだろうけれど腕のいい方なんだなぁと。

土曜というのに、案外ここはひっそりとしていて。穴場だな。
庭を眺めながらのんびりお茶が飲めるし。



小さな竹生島だろうかねぇ(笑)。
何羽かの鴨と錦鯉がいる。水はとても綺麗に管理してあって、少しも汚れていない。
どうやって循環させているんだろうかね。

くるりと歩いてみたが、これと言ってめぼしい草木はないのだが。冬だし。
椿が日に映えて、とても美しかった。
木漏れ日が好き。




小さな川もあって、ちょろちょろと流れている。
ちょうど岩の隙間にアジアンタムかな?が生えていた。
さらさらと清水が流れていく。



庭師さんたちが丁度松の手入れをしていて、脚立で色々刈り込んだりしている。
いいねぇ、のんびり。

一周めぐって、茶室でお茶をいただいて。
それから、また一周。

ほんの小一時間だけれど、とても幸せな気持ちになれた。
この静寂。

よき冬晴れのひととき。

コメント
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