ヤマアラシさんがもはや自力で通院もできないので、今月から往診を頼んでいる。
頼んだときに来てくれるのかと思いきや、その病院は「月に2回」の往診が「勝手に」決まっていて、病状が落ち着いていてもとにかく月2回往診するのだそうだ。かけあって2ヶ月に1回とかにしてくれないだろうか?と頼んだのだが、結局「それなら外来に来てください」という。行けるくらいなら、そもそも往診の相談なんてしねーよ。
というやりとりの上、致し方なく月2回を受け入れた。
家にいなきゃいけないからね。結局、アテクシの負担になる。
幸い、同級生医師の訪問だけは避けられた(笑)。
看護師さんに頼んで「やめてくれ~」と別の先生をお願いした(笑)。
いや、やっぱ嫌なもんだよ。たぶんお互いにやりづらいだろうし。
で、今来てくれている先生も人当りは良くていい先生だが、ま、医師の良し悪しって「人当りの良さ」じゃないからな。
不愛想でも腕のいい方が、アテクシは信頼できるけれど(笑)。
往診が終わって帰る際、初めてきたわけでもないのに、先生は玄関とは反対の方向へ進んでいこうとする。
同行している看護師さんが慌てて「先生、右です」。
思わず笑いそうになってしまった。
うちは迷えるほど広い家じゃないっすよ。
しかも玄関口に近い廊下に暖簾もかけてある。
つか、いくらなんでも迷うか?
この時間で。
ほんの10分ほどの往診で?
びっくりするゎ(笑)。
「いや、私、極度の方向音痴なんですよ~」と先生は笑っている。
あははは。
いるんだなぁ。
医師で方向音痴って。
男性で理系の人で、方向音痴ってまずないような気がするのだが。
先生、現代に産まれてよかったね。
200万年前とかに産まれていたら、男性の役割がもっぱら狩猟であった頃で。
当時の「オス」としては「方向音痴」って致命的な欠陥だったと思う(笑)。
良かったね、現代で。
先生、お出口は右ですよ。