Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

Bibbidi-Bobbidi-Boo

2005-06-22 | Weblog

梅雨らしき一日。
朝方はザァザァ振り。
時間通りに出勤しても遅刻してしまった。
10分位の遅刻。それを異常に気にしなければいけない雰囲気が今の職場にはある。
気が重い。

10分遅刻した理由のうちの5分は、途中で一服していたからであった。
タバコ一本を諦めて会社に急ごう、などとは思わない。
規定時間就業しろ、というのならば、10分残業すればいいだけの話。
(と、私は解釈する。ってか質と時間、必ずしも正比例してないでしょ、皆さん。(笑))

一服しながら広場で杖を見つけた。
魔法の杖。
ピンクの羽毛で模られた、星型のプラスチックのMagic Wand。

幼い頃見たアニメーションでは、フリフリのおべべをきた女の子が
必ずこういう杖を振りかざして、役に立っているのかどうか良く分からない魔法をかける。

ヒルズの裏方に落とされたその杖は、なんともミスマッチで奇妙な魅力を醸しだしていた。
おそらくはここらの子どもが落としたのだろう。

拾う気にもならない、(拾ってどうする?振りかざすか?出来るか三十路で?(笑)←それはそれで面白い。)が、目を放す気にもならない。

なぜだかじぃっとその魔法の杖と眺めてしまった。

あぁ、願いが叶うなら今すぐどこかへ行きたいなぁ。
全てを捨てて。
全てを忘れて。

譲れないほど大事な物って私、ないのよ。
自分以外、はね。(苦笑)