スダーワン観光スポーツ相は21日、タイに入国する外国人から徴収する予定の「入国手数料」の導入を無期延期すると明らかにした。
入国手数料は前政権が今年2月の閣議で導入を決めた。外国人がタイに入国する際に、空路の場合は1回300バーツ、陸路、海路は150バーツを徴収する。
外交旅券、公用旅券、ワークパーミット（労働許可証）の所持者は支払いを免除する。当初は6月に導入する予定だったが、5月の総選挙で政権が交代したこともあり、導入が先送りされていた。
スダーワン観光スポーツ相は導入延期について、「多額ではないが、外国人旅行者の心理に影響を与える可能性がある」と指摘。廃止ではないとしたものの、導入時期は明らかにしなかった。
やはりこうなりましたね。
女性のまだ若い大臣ですが、言っていることはタイ人には珍しくまともです。
タイはいつもこうです。
いきなり前触れもなく公表したかと思うとコロコロ内容を変え、最後は曖昧のまま消えていくことがほとんどです。
いつも書きますが、タイ政府の公表でいちいち動揺してはいけません。
必ずそれはなくなるか内容が大幅に変わります。
来年から始まる長期滞在者対象の海外での収入への課税や、検討中のノービザ滞在90日もどうなるかわかりません。
金額云々よりも、私が嫌だったのは入国時の納税手続きで混雑することです。
せっかく自動ゲートのイミグレになったのに、納税で機械を使用しても、長蛇の列になることが目に見えています。
大臣が言うようにタイのイメージの問題もあります。
