バンコク都ラートプラオ区で5月3日正午ごろ、道路横断中の男性、カムトンさん(59)が中央分離帯でマンホールの木製の蓋を踏み抜いて約15メートル転落して死亡した事故で、カムトンさんの弟、カムポンさん(57)はこのほど、1000万バーツの損害賠償を請求する考えを明らかにした。
マンホールは首都電力公社(MEA)が管理しているもので、その入り口は本来なら鉄製の蓋がかぶせられているはずだったが、木製の蓋が置かれていて、それが壊れて男性が転落することになった。
カムポンさんによれば、事故の後、副都知事などから連絡があったものの、MEA側からはいまだに謝罪もなく、MEAを許すことはできないとのことだ。
昨日ご紹介したタイ人の性格「タイ人は謝らない」はこういうことです。
誤れば多額の補償をしなければならず、我関せずを通すつもりでしょう。
残念ながら、タイではまだこういうことが通用してしまうのです。