北部の一部地域に洪水をもたらした雨水がチャオプラヤ川に流れ込み南下していることを受け、バンコク都庁は27日、都内のチャオプラヤ川の川岸に土のう150万個を積むなど対策を進めると発表した。
水は6日以内にバンコクに到来する見通し。ただ、タイ中部の多数の工場が水没した2011年の大洪水とは状況が異なり、チャオプラヤ川流域の大規模ダムは貯水余力があり、深刻な事態にはならないという。
タイの地形はほぼ平野、北部の高いところで洪水が起きればチャオプラヤ川から南下して最終的にはバンコクなどの海岸部を通過し海へ流れ込みます。
13年前の大洪水は、長く続く大雨+満潮+ダムからの大量放流などの人為的ミスが重なり発生しました。
ちょうど今海外逃亡中のインラック首相の政権下でした。
普通なら宇美屁枯れエバ洪水は徐々に引くのですが、月の満潮や地球温暖化による海面水位上昇のため、海へ水は流れず逆に海から逆流する最悪の状態となりました。
私のいる地域でおよそ3か月水没しました。水深は3~5Mの状態でした。
ダムに余裕があれば、あのような状況にはまずならないと思いますが、バンコクでも洪水は発生するでしょうね。
地球温暖化の影響でバンコクはじめ海岸部はどんどん水没していっています。
その顕著なのがパタヤで、海岸の砂浜はほとんど浸食されてしまいました。現在の砂浜はすべて人工的なものなおですよ。
バンコクもやがて船がなければ生活できない地域になってしまうでしょう。
あと残念ですがすでに雨季本番、10月末までは海のレジャーは無理だと思います。