中央選挙管理委員会は投票後初となる選挙結果発表(非公式、開票率約98%)を行った。投票率は75.22%と前回(2019年)総選挙の74.87%を上回り、過去最高となった。
この投票率の高さはすごいですね~!
日本じゃ良くても50%程度がいいとこです。
いかに国民が真剣に選挙に向き合っているかの姿勢の表れです。
田舎に行くほど選挙は非常に重要なイベントで、参加しないと村八分になります。
もちろん田舎では長の指示に従い、だれに投票するかは自分で決められません。
そういう風習が残っているタイで、タクシン派の地元のタイ北部で、タクシンの貢献党に堂々と勝利したピタ党首率いる前進党は、やはり多くの期待が込められていると感じます。
これからは連立野党で政権をとるかどうか、ピタ党首と貢献党のタクシンの次女の交渉次第となります。
絶対、貢献党にうまく使われないことを祈りますし、もしタクシン派が首相を選出するようなら、クーデターも覚悟しなければならないでしょう。
タクシンと軍部の争いは15年続き、国民もこの魑魅魍魎同士のこの争いにうんざりしています。
そこに現れた新鮮なピタ氏はまさにタイの救世主となり得る存在です。
特に若者には地域を問わず、絶大な人気があるようですよ。