タイでの生活(生タイ情報)

タイでの生活、生のタイをご案内します。(古都チェンマイでゴルフを~タイトル変更)

タイは気温も暑いが選挙も熱い!

2023-05-15 21:16:44 | 日記

中央選挙管理委員会は投票後初となる選挙結果発表(非公式、開票率約98%)を行った。投票率は75.22%と前回(2019年)総選挙の74.87%を上回り、過去最高となった。

 

この投票率の高さはすごいですね~!

日本じゃ良くても50%程度がいいとこです。

いかに国民が真剣に選挙に向き合っているかの姿勢の表れです。

田舎に行くほど選挙は非常に重要なイベントで、参加しないと村八分になります。

もちろん田舎では長の指示に従い、だれに投票するかは自分で決められません。

そういう風習が残っているタイで、タクシン派の地元のタイ北部で、タクシンの貢献党に堂々と勝利したピタ党首率いる前進党は、やはり多くの期待が込められていると感じます。

これからは連立野党で政権をとるかどうか、ピタ党首と貢献党のタクシンの次女の交渉次第となります。

絶対、貢献党にうまく使われないことを祈りますし、もしタクシン派が首相を選出するようなら、クーデターも覚悟しなければならないでしょう。

タクシンと軍部の争いは15年続き、国民もこの魑魅魍魎同士のこの争いにうんざりしています。

そこに現れた新鮮なピタ氏はまさにタイの救世主となり得る存在です。

特に若者には地域を問わず、絶大な人気があるようですよ。


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タイの選挙、野党の勝利

2023-05-15 14:10:27 | 日記

選管の15日未明(日本時間同日早朝)の発表によると開票率98%で、3月下旬の解散時に44議席だった前進党は151議席に躍進。

ピタ党首(42)は「政権をつくる。首相になる準備はできている」と勝利を宣言した。また、貢献党は140議席になる見通しとなった。

一方、連立与党側は経済特区新設などの実績をアピールしたが苦戦。

「民主党」などが議席を減らし、合計190議席に満たない。最大が「タイ誇り党」の71議席で、陸軍司令官としてクーデターを実行したプラユット首相(69)の「タイ団結国家建設党」は36議席にとどまる。

前進党は軍改革などを掲げて都市部の若者らを中心に支持を集め、バンコクの小選挙区33議席中32議席を獲得した他、貢献党が強かった北部でも勝利。貢献党は地盤の東北部を中心に議席を獲得した。 

 

前進党のピタ党首は選挙直前に選挙違反を指摘されていましたがどうなるんでしょう?

結果はピタ氏が軍部にもタクシンの娘の貢献党にも勝り、野党連立政権が樹立した場合、ピタ氏の首相が高いと思われます。

ピタ党首

こんなに若くて(40歳前後)大丈夫なのかという不安もありますが、タクシンの地元、北部でもタクシン派を抑えて勝利している点は、信望が厚いということだと思います。

あとはタクシンの帰国や国王に対する不敬罪の在り方にどう対処するかで、クーデターが起きるか起きないか決まります。

タクシンの娘が首相になる可能性はないとは言えませんが、ピタ氏の方がタイにとっては絶対適任だと思います。


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