みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

初地蔵

2018年01月24日 | 俳句日記

まえに我々日本人にとって馴染みの深い
仏様は観音様と阿弥陀様と書いた。
最も身近においでになるのが、この地蔵
菩薩様である。

《村のはずれのお地蔵さんは、いつも
ニコニコ見て御座る・・・》と、童謡に
も歌われているように、ある時は村全体
の境を護り村人を安堵する。

ある時は、街道の辻々に立って旅人を見
守り、旅の安全を祈る。
他の仏様は、天界にあって人の祈りを聞
いて降りて来られる。

ところが、この仏様はいつも人々の傍ら
にあって、願い事を叶えるという本願を
たてて降りて来られた。
祈り方も知らない子供達をも救う為だ。

だから様々な功徳御利益を下さる。
「地蔵菩薩本願経」には、二十八種利益
と七種利益が載せらている。
こんな事まで⁈なんてのもある。

我々凡夫の為なのだから、厚かましい事
まで聴いて下さるのである。
ネットで調べれば、すぐにお地蔵さんの
元へ走りたくなること請け合いだ。

今日は24日の初縁日。
近在のご婦人方がお花を替え、ご灯明を
灯して、ご準備をされていた。

有難い事である、労いの言葉を掛けて、
ご真言を唱えさせて貰った。

〈春間近 善男善女と 初地蔵〉放浪子
季語・初地蔵(新年)

1月24日〔水〕終日小雪舞う
本来、議員の誓願は地蔵菩薩の本願と等
し筈なのだが、選ぶ側に変な偏向意識が
あると間違った社会が出来上がる。
村も子供の未来も守れなくなるのだ。
心しなければならない。



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