みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

那須の雪峯

2017年01月08日 | 俳句日記

 五日は深夜の年始で起き明かし、六日は義憤に熱くなり、昨夜は昨夜で深夜までPCに

向かい、今朝は4:30に起きて5:00からの「こころの時代」を一時間視て、朝のおつとめ

(祝詞奏上と読経)を済ませると、その儘おむすびを携えて阿武隈川へ向かいました。

 予報は曇りでしたのが思いもよらず快晴でしたので、心も軽く身も軽くチャリをとばし、

土手の柳に声を掛け昇る朝日に会釈をすると、アイが水路で待っていました。

 チャリを立てるももどかしく、弁当袋を手に提げて、水路の縁を川岸へ、向かえばアイが

水かきを、フルに動かし後ろから、グア・グア・グアとついてきます。

 腰を下ろせばそそめきて、おにぎり取出し口含み、プゥーとそれをば河原に、吹けばたちまち

アイ寄りて、夢中に黄色いくちばしで、飯粒一つ一つを余す残らず食べました。

 私も、おにぎりを頬張りながら南の彼方に目をやると、白く冠雪をした那須の峯々が神々しく

朝日を照り返しています。

 美しい、実に麗しく輝いています。こんな那須は今まで見たことがありませんでした。

冬晴れの真っ青な空を背景に、稜線の一筆一筆が押し出されるように銀色に光っているのでした。

これが北国ならではの光景なのでしょう。

 もし、3.11が無かりせば一生見ることの無い情景でした。

 

一月八日(日) 午前中快晴、午後くもり、夕刻から小雨

     4:30 起床

     5:00 「こころの時代」(谷本清牧師と娘さんの話、広島原爆秘話)啓発される。

     7:00 川へ、アイと朝食。キチ君が加わる。

     8:30 帰宅、睡魔どうにもこうにも仕方なく寝る。

    14:00 再起床、三日分の寝不足を取りもどす。直ちに風呂。

    15:30 正月飾りを安積様へ納めに行く。

 

     < 草まくら 九品浄土の 那須の雪 >   放浪子

    

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿