映画「いちばん長い日」のタイトル画像
6月6日〔木〕晴れのち曇り 夕刻より雨
この映画を観たのは、確か中学生のころだったと思う。
戦争というものは凄まじいものだと思った。
と、同時に米国という国は凄い国だと憧れた。
その国と戦った親父たちも凄いと尊敬した。
兎に角この時代は、ハリウッドから次々と大作が配信されて、日本の若者は大国アメリカに身も心も呑み込まれて行ってしまっていた。
ところが米国はベトナム戦争で失敗する。
長引くベトナム戦争に国内の厭戦気分が蔓延し、尚且つ黄色人種蔑視の戦い方=対日本への原爆、
対ベトナムの枯葉剤作戦等=で世界の良心を敵に
回してしまった。
そこをソビエトと中共に突かれ、共産主義国家が世界中に広がることとなる。
米国もまた大国意識ゆえの隙を見せてしまった。
以来、民生費と国防費の双子の赤字に悩む。
そのさなかに同じ大国構造国ソビエトが崩壊し、代わりに中共が台頭して来た。
トランプ大統領は中共の野望にいち早く気付き、
貿易戦争及びサイバー戦争を仕掛けている。
D− day 75周年に集まった各国首脳。
実にタイミングよく、日本ではご譲位、欧州では
75周年、さらにはG20。
そして、7月4日は米国独立記念日。
次々と西側諸国にとっての踏み絵が続く。
習近平さんにとっては多分地獄の日々だと思う。
〈水無月や 自由と解放 讃え合い〉放浪子
季語・水無月(夏)