自由と公正を守れ!
6月2日〔日〕曇り
梅雨前線が、九州南方海上にくっきりと現れた。
梅雨が兆す時候である。
九州地方の予報では終日の雨であったが、今日のところでは降雨はまぬがれた。
東シナ海がそんな頃、南シナ海はもう臨戦態勢と言っても良い状態になりつつある。
「アジア安全保障会議」で米国は対中批判をさらに強め、同盟諸国に包囲網強化への関与を表明。
背景には、スプラトリー諸島の3つの人工島の軍事基地化が、全て完成したことにあるらしい。
シャナハン代行の演説は、去年9月のペンス副大統領と同様に“最後通牒”のそれである。
言ってみれば中共の不沈空母が同地域に3隻就航したようなものだ。
こうなると、同地域の制空権を中共に奪われてしまうのも時間の問題となる。
当たり前といえば当たり前の米国の対応である。
更に米国は、中共が核心的利益と主張する台湾の防衛戦略にも言及した。
こうなれば“宣戦布告”と言ってもいい。
トランプ大統領は、いよいよ習近平の首を取りに出つつある。
60年前のキューバ危機を思い出してしまった。
日本にとってはただごとではない。
〈もののふの 見上げる空に 梅雨きざす〉放浪子
季語・梅雨きざす(夏)