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鉄道模型のある生活ブログ(旧)

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

新レイアウトの製作 その17  石橋を作る その2

2023年05月16日 | レイアウト

石橋はこのイメージで作っています。 ヴァイセリッツタール鉄道。

 

石橋の下はレンガのペーパーを貼りました。

 

アーチの縁もレンガの紙で作っています。

 

かなり出来てきましたが、橋の上がスチロール丸出しです。

 

余った石垣の材料を細く切って

 

石を剥がしています。

 

剥がした石を、断面に貼りました。

 

上にも横にも石を貼って、形は完成。

 

色を塗っています。 これで、異種の材料を使ったのがわからなくなってOK。

 

墨入れをして完成。

 

湖に置いて、後は線路を敷く用意ができました。 

線路の工作を進めるために橋は早い目に作らなければなりません。

他の情景どころか、路盤すらできていないのにここだけ見たらレイアウトがすごく進捗したように見えますが、ここだけです。

 

つづく

 


海外旅行 1996年第4回ヨーロッパ鉄道模型紀行 その8  最終回 チューリッヒ

2023年05月15日 | 海外旅行

1996年第4回ヨーロッパ鉄道模型紀行

ニュルンベルグメッセからシーメンス見学、ミュンヘン、ノイシュヴァンシュタイン城、ボーデン湖、RhB ランドワッサー橋、ループ、サンモリッツなど、わずか数日で色々な経験をしているのですが、最後はチューリッヒ。

何度目かのチューリッヒなので、街の様子はわかっているが、やはり雰囲気の良い街です。

市電、この頃まだ日本ではこういうレタリングの電車はなかったのですが、すでにヨーロッパでは色々な模様が描かれていました。

後ろに時計塔が写っています。

 

時計を見るとスイスと感じるデザインです。 よく見ると路地の隙間にも教会の時計が見える。

チューリッヒはこういう路地が良いのです。 

 

スイスといえば時計。 時計店や宝石店がありますが。こういう店の時計は100万円以上でしょう。

 

チューリッヒには高低差があって、路地にもかなり坂があります。 この坂が雰囲気があるのです。

友人とこのあたりを歩いていたら、女の人から「やはりチューリッヒの路地は良いですね」と声をかけられました。 一人旅の日本人の女性で、この雰囲気が好きで何度かチューリッヒに来ているとか。

こういう写真は沢山撮って、どれも良い雰囲気なのだけれど載せきれないので

 

以前にも乗ったことがある、ケーブルカー、ホリーバーンに乗って高台に行きました。

 

高台からの景色はとても良いです。

高台から降りてきて、リマト川の岸辺で、橋の向こうはチューリッヒ湖だ。

 

何度か行っているということは、当然鉄道模型店も何軒か知っている。 だから、模型を買って持って歩いているのだ。

この後、路地に行き、行きつけの店(たった2回だけだけれど)で白ワインたっぷりのチーズフォンジュを楽しんだのでした。

 

帰国。

今回は友人と一緒に行ったので、他のツアーの人との交流が少なかったが、それでも何人かと知り合いになれました。

空港のロビーで、「ビールを飲みにゆく人! 」と声をかけたら数人がきました。

スタンドで、ヴァイスビール(weiß )、白ビールを飲んだのですが、毎回ドイツやスイスに行った時にはヴァイスビールを飲みます。

少し白く濁って、どぶろく程ではありませんが、わずかに癖がある味で、日本でもドイツレストランでも飲めますが、やはりヨーロッパを離れる時には飲まなければ。

ということで、いろいろあった7日間の旅でしたが、やはりぎっくり腰が痛くて、京都駅でスーツケースを引っ張ってエレベーターを探すのがつらかった。

 

おわり

 

 

 


HNモジュールは鉄道模型の王様だ! その17  

2023年05月13日 | HNモジュール

まずはHNモジュール運転会のお知らせ

日時  2023年 5月 28日 (日)

場所  枚方市総合文化芸術センター 創作活動室(1F)

    (京阪電車 枚方市駅から北に徒歩5分)

時間  10時30分頃から 3時頃まで (昼食時間は休憩します)

費用  無料

 以上の様にHNモジュール(HOゲージ)の運転会を行いますが、基本的には仲間内での会合です。 

 見学されるのは歓迎ですが、特に見学者に対して説明会などの企画はありません。

 HNモジュールを作りたい方は特に大歓迎です。

 

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HNモジュールは鉄道模型の王様だ! 最終回です。

車両の運搬箱です。

こういう、引き出しを利用して運搬箱を作りました。 

中に段ボールで仕切りを作ってあります。上は小型車両用に細かく分けたのですが、中段と下段は4分割したのみで、20m級まで入ります。 ここに運転会ごとに好きな車両を入れて行きます。

 

引き出しの開け閉めでパンタグラフを痛めないように厚紙を置いてパンタ保護です。

 

運搬中に引き出しが出てこないように、横に通しの穴を開けて、そこに工事用?の長い鉄の棒を差します。 紐で持ち手を作って完成。 便利です。 まるまる弟のアイデアです。 その弟は、運転会に出かけるときに、玄関までこの箱を用意して車に積み忘れて、運転会では自分の車両無しということがあったので、私は持ち物チェックシートを作って、それに車に乗せたかどうかのチェク蘭も作ってあります。

 

では、皆さん、是非ともモジュールを作るときにはHNモジュール規格で作ってください。 そうすればいつかは一緒に運転会に出られることもあるでしょうから。

私のドレスデンのモジュールです。

台枠作り、 2段にするので穴を開けてあります。

 

こんな感じの2段にして、下の線路がつくので。2段目は他のモジュールとの接続でのトラブルをさせるために短くしています。

横に緑色を塗って

 

線路を敷いて。 このときにはカトーの線路を切継して長さを合わせています。 なお、走行音低減のためにユニトラックの内側にスポンジを入れました。 線路が決まったので、モジュールの端に接続穴も開けました。

なお、後日線路の手前に段差をつけました。

 

通しの配線と線路へのフィダーをつけて、 

 

足を作っています。 ここまで1日でできました。

やり始めればすぐにできるのです。

 

ここからは楽しい情景作り 庭を作っています。

赤い土を貼って噴水をつけて

 

新たに段差を作った場所にも石垣や花を植えて

 

以前に作ってあった教会や門などをつければ完成です。

 

 

教会は置いてあるだけで、運搬にはこんな箱を作りました。

 

運転会ではこんな感じで古いドイツの編成が走って行きます。

 

モジュールは持ち出せるので外で撮影できます。 やはり自然光は綺麗です。

 

室内で撮るのと全然違う。

 

そして、自然光が良いのは空なんです。 室内だと天井が写ってしまいますが、空は広い。

 

時間が経つと空の様子が変わってきます。 良い雲が来た!

 

そして、夕日になるとさらに綺麗に。 教会の窓を通す光が綺麗です。

こういう写真が撮れると作った苦労を忘れます。

 

外にテーブルを置いて撮影しているのですが、桂川の堤防です、たまに人が来て話しかけてこられたり。

注意点は風です。 外では突風に近い風が吹いてテーブルごと飛ばされそうになるので、砂嚢などの重石が必要です。

 

以上、長々とHNモジュールについて書きましたが、是非皆さん作ってください(何度言っただろうか)。

台枠は1日でできます。 情景は思い入れ次第で長くかかるかもしれませんが楽しい作業です。

完成したら家に置いておいて自分だけで楽しむのはもちろんできますが、やはり運転会に持ってきて皆に見てもらう。

それも、置いておくだけではなくてその上を列車が走ると、皆が写真を撮り出す。

作り方や、情景への議論?が始まる。

そして、ある時には外に持ち出して自然の中で自分の作品の写真を撮る。

あ〜 良いことだらけだ!!

 

HNモジュールは鉄道模型の王様だ!  納得頂けましたでしょうか?

 

おわります。

Thank you for your attention.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新レイアウトの製作 その16  石橋を作る

2023年05月12日 | レイアウト

湖の準備ができたので橋を作ります。

橋の部分です。 線路配置の関係上カーブしています。

 

これが、道床下の道床になります。 カーブしているので石橋にします。

湖には表面保護のため薄紫の紙を置いています。

 

設計、適当な大きさのアーチにして。

 

手持ちの石垣板があったのでこれを使います。

 

設計図通りケガいて、糸鋸で切り抜きます。 柔らかいので糸鋸が進みすぎて気を使います。 

 

ノコの後は凸凹しているので、サンドペーパーなどで仕上げます。

アーチの狭い部分で折れないかと慎重に。

 

道床の高さをケガいています。 右と書いた板はレイアウトで湖から道床までの距離をきっちり測った治具です。

 

このジグに合わせて、道床をつけるやといをつけて。

 

道床を貼って行きますが、軽くカーブしているので石垣板の反発があるので、実際には両横から押さえています。

 

反対の側面もつけて、橋脚のところには補強の板を入れました。

 

つづく

 

 

 

 

 

 


海外旅行 1996年第4回ヨーロッパ鉄道模型紀行 その7  サンモリッツ 2

2023年05月11日 | 海外旅行

RhBでサンモリッツに向かっています。

アルブラトンネルが近づくと勾配がキツくなり、ループが続きます。

こういう複雑なループが続きます。 どうなっているか線を引いてみてください。 凄いでしょう?

そうそう、昨年だったか、RhBのイベントで客車をたくさん繋いで、長さ1.6kmの列車にしてこの路線を運行しました。 youtubeで見たけれど、この部分などずっと客車がつながっていました。 凄いことをやるね〜

 

 

カラーで同じ付近ですが、こちらには白黒ほど線路が写っていません。

ここを通るのを知っているので、カメラを構えているのですが、車掌が検札に来た。 列車はどんどんカーブして登ってゆく。 車掌はもうすぐ近くまで来ていて、切符を出さなければなければならないけれど、線路から目を離すわけにはいかない。

 

というようなことがあったけれど、今通ってきた線路が見えている。

 

カメラが傾いている。絶対に車掌に気を取られたからだ。

そして、よく見ると、スノーボートで滑っている人たちが見えます。

 

道が雪で覆われているので、この上の駅からスノーボートで滑って来ているのです。 だから、列車にはスノーボートを持った客がたくさんいます。 もっとも私たちは一等車なのでそういう客はいないのですが。

 

赤い列車が見えています。 あそこを通ってきたんだと思うけれど、もう線路が複雑でよくわからない。

やがて、列車は長いアルブラトンネルを越して、もうサンモリッツだ。

 

サンモリッツです。 ここは高級な避暑地だけれど、今はスキーの場所だろうか?

 

 

この列車に乗ってきたのだけれど、この機関車が10両以上の客車を弾いて急勾配をすんなりと登ってきたのです。 すごいパワーです。

 

ホームを見たら、こんな賢いワン公が、リュックを背負っていますね。

 

サンモリッツの絵葉書です。

いまから、凍っている湖の横にあるホテル(矢印)にコーヒーを飲みに行きます。 昼食は列車の中で済ましているのでコーヒーだけ。

 

ホテルに向かう途中で絵葉書とは反対方向からの眺め。 駅が見えています。 それにしてもRhBの赤い車両は綺麗です。 緑にも似合うし雪にも似合って年がら年中綺麗に見えます。

 

はーい、コーヒーです。

ちょっと、サンモリッツまでコーヒーを飲みに来た、と言うこと。

 

湖の上で何かやっている。 ちょっと見てくると、一緒に行った友人がとことと歩いていって、氷で滑ってこけていた。 大笑いしてやった。 でも私は行かないよ。 だって、まだ腰痛は治っていないからです。

 

この駅は頭端駅で、出発方向から左はスイスで、右に行くとイタリアに行く路線になります。 そちらの線には小さな半径のループがあって、見せ場の一つになっているし、最後には街中を市電のように走ってチラノに着くそうです。

私たちは、左方向に曲がり来た路線を通ってチューリッヒに帰ります。

そして、列車がアルブラトンネルに入って、速度が遅くなってきたなと思ったら止まってしまった。 トンネルの中で止まるのは不安なのだけれど、それが長い。 景色は見えない、真っ暗なトンネルの中なので不安が増してくる。

ひょっとして、事故でトンネルを通り抜けられなかっったら、バックしてイタリアに抜けてチラノからミラノに抜けてイタリア国鉄やSBBを乗り継いてゴッタルトトンネルを抜けてチューリッヒに帰らなければならない、大迂回ルートだ、と本気で考えたのでした。

かなり停車した後無事トンネルを抜けてループを通ってランドワッサーも通ったのですが、帰りには居眠りをしていたのか覚えていません。 まあ、そんなものです。

 

サンモリッツにちょっとコーヒーを飲みに行ってきた、と何度も言おう。

 

つづく